SHOSHI NEKO NI ENGAWA LINE UP
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『焼津遊里史 附録:藤枝・焼津遊里史年表』
¥1,000
著者:中村宏樹 「2023年(令和5)11月5日に開催された「みちゆかし 志太別天地娯楽周遊記 明治大正昭和の志太大衆文化を紐解く」内にて「焼津遊里の変遷」と題して発表した内容を基とし、その後もさらに調査した内容を盛り込みながら、近現代の焼津遊里史を記していく」 ―「はじめに」より 静岡県在住の著者が、参考文献や新聞記事で調査し、焼津遊里史を紐解きまとめた1冊。 冒頭の昭和10年代頃をAさんが語る【Aさんのヒストリー】を軸として読み進めることで、より理解が深まる。 【目次】 はじめに Aさんのヒストリー 焼津に遊郭(貸座敷)は設置されず 焼津と私娼 焼津芸妓の発展 ほか 著者は『東海遊里史研究 3』(土星社・東海遊里史研究会)巻頭に「藤枝新地誕生史」を特別寄稿している。 書籍詳細はこちら https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827875
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【新刊】東海遊里史研究 3
¥1,430
ーーーーーーーーーーーーーーー 出版社:土星社 発行年月: 2023年4月刊 著者・編著者:東海遊里史研究会 サイズ:A5判並製 148頁 ーーーーーーーーーーーーーーー 巻頭論考は静岡県藤枝市がフィールド。藤枝新地の復元地図などを紹介しつつ「遊廓文化から見る藤枝のまち」を解き明かした力作。 そのほか、大須から中村への遊廓移転史、一枚の絵葉書から読み取る旭廓金波楼についての考察。戦前の御器所村の鶴舞公園周辺の私娼窟の知られざる歴史にも迫る。 全国性病予防自治会の機関紙「國際社交新聞」創刊号の翻刻と解題も試みた。 【目次】 はじめに 【招請リポート】 藤枝新地誕生史 中村に遊廓がやってきた! 100年前の史料から読み解く遊廓移転 旭廓・金波楼の絵葉書 鶴舞公園前のパラダイス 新開地 御器所 國際社交新聞 創刊号 1947年(昭和22)2月1日(土) 國際社交新聞社刊 タブロイド16ページ (翻刻と解題) 【表紙絵図解説】 「旭廓樓號細見全圖」(1888年〔明治21〕1月 石川啓三郎)
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【新刊】ビッグイシュー478号(2024-05-01発売)「「はやぶさ2」。リュウグウの石は語る」表紙:坂本龍一
¥450
【特集】「はやぶさ2」。リュウグウの石は語る 2014年12月3日に旅立った「はやぶさ2」は、直径約900m の小惑星リュウグウへの約6年の旅を終えて、20年12月6日に帰還しました。 橘省吾(たちばなしょうご)さん(東京大学大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授)は、「はやぶさ2」の探査目的を、「太陽系がどのように始まり、どのように地球をはじめとする多様な惑星を誕生させたのか、海や生命の材料である水や有機物がどのように地球にもたらされたのかを明らかにすることだった」と言います。 リュウグウの表面から採取され持ち帰られた5gの石などの試料は、世界の科学者によって分析されてきました。太陽系の誕生や進化について、リュウグウの石が語りかけるのは、いったいどのような言葉なのでしょうか? 橘さんに、「はやぶさ2」のリュウグウまでの旅、リュウグウの石が語る言葉について話を聞きました。 星のかけらでもある私たちの遥かなる原点を知り、未来に思いを馳せたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:坂本龍一 昨年3月28日に永眠した坂本龍一さんは、1978年のデビュー以来“教授”の愛称で親しまれ、音楽家としても一人の人間としても、世界中に大きな影響を与えてきました。「ビッグイシュー」の表紙・スペシャルインタビューにも、これまで2回登場いただきました(106号、236号)。今回のスペシャル企画では、その音楽性だけでなく、坂本さんが社会的活動によって残したレガシーにも迫りたいと思います。 まずは、闘病中の坂本さんが最後の力を振り絞って演奏した、最初で最後の長編コンサート映画について、監督の空音央さんに話を聞きました。 また、「次の世代に美しいバトンを渡したい」と、脱原発、森林保全、被災地支援など、多岐にわたる社会的活動に力を注いできた坂本さんと活動をともにした方々に話を聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点 元女子バレーボール日本代表 大山加奈さん 目前の勝利より、続く人生で花開かせる 仲間と出会い、つながり生むスポーツへ 国際記事 “トラック運転手”として羽ばたくDV被害の女性たち WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・春 “親切と過干渉の紙一重” 能登半島地震レポート③ 珠洲市の水道管1~2割の復旧 連載記事 原発ウォッチ 世界の発電電力量に占める原発シェアは低下中 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 米国議会演説で確認した鮒侍男の鮒侍度 雨宮処凛の活動日誌 強制不妊手術、今も続く被害と苦しみ ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 噂話をどう止めたらいいでしょうか ☆ おせんべサラダ ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく オーストリア『アプロポ』 イオン・ラフィラ 監督インタビュー 『人間の境界』アグニエシュカ・ホランド監督 FROM EDITORIAL 編集後記 ★「ビッグイシュー」一覧はこちら https://shoshi.nekoniengawa.net/categories/5626453 ★当店SOLD OUTの号やバックナンバーを1冊からご注文できます ・店頭お渡し(静岡県静岡市葵区) ・郵送(クリックポスト送料185円) ■お問い合わせ・ご注文は「CONTACT」よりご連絡ください。 https://thebase.com/inquiry/nekoniengawa-official-ec ■バックナンバー一覧「ビッグイシュー日本版」公式サイト https://www.bigissue.jp/backnumber サイト内検索をご活用ください ※公式サイトにてSOLD OUTの商品はご注文できません
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【新刊】近代出版研究 第3号
¥2,530
――――――――――――― 出版社:皓星社 著者:近代出版研究所 発売日:2024年4月10日 ページ数:320 ページ 定価 2,300円(+税) 判型:A5判並製 装幀・造本:藤巻亮一 ――――――――――――― 皓星社『調べる技術』(小林昌樹:著)も併せてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827672 『近代出版研究 第2号』特集「雑著・雑本・ミセレイニアス」 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827569 『近代出版研究 創刊号』 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827530 特集「近代出版 調べる技術」 エロ本研究のための書籍ガイド、「書店誌」のオーラルヒストリー術、近代出版人の調べ方、出版統計と助数詞(「冊」から「点」へ)、といった他に類を見ない内容です。 巻頭座談会では「書物雑誌」と雑誌の「書物特集」について語りおろしをナント50頁! これで趣味から研究まで戦後日本の書物雑誌の全貌をゲットできる?! 附属の書物雑誌リストも資料性高し! 「小さい問題の登録」を謳う本誌は今回も、出版業界紙、白ポスト、風俗壊乱絵葉書、新聞の欄外記事と版次、饅頭本、明治期のパブリッシャーズ・マーク、出版流通の社史、税関検閲、読書週間の起源、1980年代のカセットブックなどなど……これまでほとんど論じられなかった近代出版の様々なテーマを取り上げます。 戦前の住宅地図というべき「火災保険地図」の再発見・寄贈への経緯、ライター・書評家の嵯峨景子によるノンフィクション作家・黒岩比佐子とSF作家・横田順彌との出会い、出版研究の先達(大久保久雄)の顕彰などもあり。 稲岡勝(近代出版史)・田村俊作(図書館学)、安野一之(検閲研究)、安田理央(アダルトメディア研究)といった斯界の重鎮から、メディア史の大澤聡、大尾侑子、ライトノベル研究の山中智省、近代神道史の木村悠之介、都市計画論の辻原万規彦ら気鋭の学者、さらには戸家誠、神保町のオタ、松﨑貴之、雅子ユウ、松永弾正といった在野研究者まで、ユニークな執筆陣がまたもや揃いました! 【目次】 座談会 「書物雑誌」と雑誌の「書物特集」――『近代出版研究』の先祖調べ、あるいは偽系譜作りの試み 小林昌樹・鈴木宏宗・森洋介・河原努 『岩波月報』総目次(一九三八年一月号―七月号) 大澤聡 出版界の業界紙について――調べた事と知っていることを少々 戸家誠 特集 近代出版 調べる技術 小序 編者(小林昌樹) エロ研究のリファレンス書籍ガイド・エロ本編 安田理央 本屋の調べ方――「本屋誌」のための方法 松永弾正 『出版文化人物事典』における人物調査の方法 河原努 出版統計と助数詞――「冊」から「点」へ 小林昌樹 火災保険地図の再発見――都市整図社版「火保図」の国会図書館への寄贈と復刻 辻原万規彦 さらば! 兵庫県西宮市の白ポスト――悪書追放運動を聖地巡礼する 大尾侑子 春画透かし絵葉書 松﨑貴之 酸っぱいブドウかお宝か―欄外記事という課題 附・新聞の版次について 藤元直樹 饅頭本(追悼録・遺稿集等)という名称の成立と特色と 鈴木宏宗 明治期における裏表紙のパブリッシャーズ・マークに関する一考察 神保町のオタ 社史の中で生活する人 雅子ユウ もう一つの出版検閲――戦時下の税関検閲について 安野一之 昭和七年「雑誌祭」の謎――読書週間と図書祭の狭間に 木村悠之介 「耳で聴く本」を謳うオーディオブック探訪記―一九八〇年代のカセットブック 山中智省 黒岩比佐子さんと横田順彌さんとの思い出 嵯峨景子 私の書籍・出版書誌 大久保久雄 武者小路信和君を偲んで 田村俊作 版権保護の始め――版権免許証とその裏書 稲岡勝 書評『貸本屋と新聞縦覧所と図書館と 近世近代読書装置への史眼 (廣庭基介セレクション)』 鈴木宏宗 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】調べる技術――国会図書館秘伝のレファレンス・チップス
¥2,200
――――――――――――― 出版社:皓星社 著者:小林昌樹 発売日:2022年12月9日 ページ数:184 ページ 判型:A5判並製 装幀・造本:藤巻亮一 ――――――――――――― 皓星社『近代出版研究 第3号』特集「近代出版 調べる技術」も併せてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/85239987 『近代出版研究 第2号』特集「雑著・雑本・ミセレイニアス」 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827569 『近代出版研究 創刊号』 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827530 国会図書館の調べ物のノウハウを大公開!「在野研究」「独学」にも応用できるハンドブック 「私が私淑する「探しものの魔法使い」が書いた司書の奥義(暗黙知)を公開した本です」(読書猿 『独学大全』著者) 原稿のチェックや論文執筆など、仕事でも趣味でもちょっとした「調べもの」をする際に、キチンと答えを出すにはどうすればよいのか? 国会図書館で15年にわたり、総記・人文科学・「その他」分野でレファレンスサービス(利用者の調べ物相談)に従事した著者が、その実践的な技術を大公開! これまでほとんど「見える化」されてこなかった考え方や予備知識、さまざまなコツをわかりやすく解説する。 こんな人に向いています ・仕事でちょっとした調べ物をする人。編集者、翻訳家、校正者、記者。 ・趣味で好きなことを調べている人。趣味人。在野研究者。 ・理系的なことを調べるのではなく人文社会的なことを調べる人。 ・専門以外のことも調べようと思い立った専門家、学者。 ・日本の風俗/習慣や社会に興味がある人。日本研究者。 ・引っ込み思案で質問をしづらい人。 ・調べ物をしたいのに図書館に出かけづらい人。 ・閲覧系の司書。 ・AND検索やOPACなど一通りの調べ方を知ってはいる人。 【目次】 はじめに 第1講 「ググる」ことで、我々がやっていること――世界総索引でアタリをつける 第2講 答えを出す手間ヒマを事前に予測する――日本語ドキュバースの三区分 第3講 現に今、使えるネット情報源の置き場――NDL人文リンク集 第4講 ネット上で確からしい人物情報を拾うワザ――人物調査は三類型で 第5講 見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ 第6講 明治期からの新聞記事を「合理的に」ざっと調べる方法 第7講 その調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには 第8講 索引などの見出し語排列で落とし穴を避ける 第9講 Googleブックスの本当の使い方 第10講 NDL次世代デジタルライブラリーは「使える」――その注意点とともに 第11講 「として法」――目的外利用こそ玄人への道 第12講 答えから引く法 第13講 パスファインダー(調べ方案内)の見つけ方 第14講 レファ協DB の読み方――レファレンス記録を自分に役立つよう読み替える 同じ魔法が使えるようになるために――あとがきに代えて 【著者】 小林昌樹(こばやし・まさき) 1967年東京生まれ。1992年慶應義塾大学文学部卒業。同年国立国会図書館入館。2005年からレファレンス業務に従事。2021年退官し慶應義塾大学でレファレンスサービス論を講じる傍ら、近代出版研究所を設立して同所長。2022年同研究所から年刊研究誌『近代出版研究』を創刊。専門は図書館史、近代出版史、読書史。 編著に『雑誌新聞発行部数事典: 昭和戦前期』(金沢文圃閣、2011)などがある。『公共図書館の冒険』(みすず書房、2018) では第二章「図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか」を担当した。
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【新刊】近代出版研究 第2号
¥2,200
――――――――――――― 出版社:皓星社 著者:近代出版研究所 発売日:2023年4月7日 ページ数:288 ページ 判型:A5判並製 装幀・造本:藤巻亮一 ――――――――――――― 皓星社『調べる技術』(小林昌樹:著)も併せてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827672 『近代出版研究 第3号』特集「近代出版 調べる技術」 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/85239987 『近代出版研究 創刊号』 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827530 特集「雑著・雑本・ミセレイニアス」 ベストセラー『調べる技術』の小林昌樹が編集長を務める日本近代書誌学、近代出版史成立を志す年刊研究誌。 第2号の特集は「雑著・雑本・ミセレイニアス」。巻頭は作家・稲生平太郎でもある横山茂雄(英文学)のロングインタビュー。ミステリ/幻想文学/UFO超心理とサークルを掛け持ちした京大生時代を中心に、抱腹絶倒の古本収集話をなんと4万字! 「小さい問題の登録」を謳う本誌、今回も内容見本、版元営業、コンビニ本、大正グラフ雑誌、新聞内報、新聞縦覧所、雑誌屋……これまでほとんど論じられることの無かった近代出版史の様々なテーマを取り上げます。リニューアルが大きな話題となっている石川県立図書館の考え方と背景を、館長自ら記したエッセイもあります。 佐藤卓己(メディア史)・稲岡勝(近代出版史)・田村俊作(図書館学)といった斯界の重鎮から、『地下出版のメディア史』(慶應義塾大学出版会、2022)が話題の大尾侑子、民俗学の菊地暁・飯倉義之・志村真幸、近代神道史の木村悠之介ら気鋭の研究者、神保町のオタ、松﨑貴之、平林緑萌ら在野研究者・出版人までユニークな執筆陣が揃いました! 【目次】 横山茂雄ロングインタビュー――川島昭夫・吉永進一らとの交友、そして古本収集話 横山茂雄・志村真幸・神保町のオタ・菊地暁・小林昌樹・森洋介・河原努 「新聞内報」研究の必要性 佐藤卓己 特集に寄せて、雑本とは何か――図書分類法を援用して 小林昌樹 オカルトを買っておうちに帰ろう――「コンビニオカルト本」の私的観察史 飯倉義之 雑本ガイドとしての『民俗学入門』、あるいは私の雑本三昧 菊地暁 明治期における「内容見本」の出現──型の成立と名称の変遷をたどる 大尾侑子 雑本・雑書の視点から見た『明治文化全集』と帝国図書館の蔵書 鈴木宏宗 版元営業はどのような仕事か 平林緑萌 魔窟的新聞縦覧所の登場と退場、碁会所を添えて 松﨑貴之 『ノーツ・アンド・クエリーズ』と南方熊楠――アマチュア学者たちの国際投書空間 志村真幸 日本初の健康雑誌だった『健康之友』(大正十三年五月創刊)について 神保町のオタ 大正初期グラフ雑誌カタログ―忘れられた第一次ブーム 藤元直樹 雑誌屋考―地本、小新聞と絵双紙屋 稲岡勝 『昭和発禁年表』編者・福岡井吉とは誰か 鈴木宏宗 出版に託された“一つの神道”という夢――会通社の社史が映す近代神道 木村悠之介 お役所メディアを探せ!――官報類似出版物の省庁・地方官庁への広がりと、その利用可能性を考える 藤元直樹 知的活動の場としての図書館――石川県立図書館の施設・サービス・展示とイベント 田村俊作 書評 『近代蔵書印譜』第六編 鈴木宏宗
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【新刊】近代出版研究 創刊号
¥2,200
――――――――――――― 出版社:皓星社 著者:近代出版研究所 発売日:2022年4月7日 ページ数:288 ページ 判型:A5判並製 装幀・造本:藤巻亮一 ――――――――――――― 皓星社『調べる技術』(小林昌樹:著)も併せてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827672 皓星社『近代出版研究 第3号』特集「近代出版 調べる技術」 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/85239987 『近代出版研究 第2号』特集「雑著・雑本・ミセレイニアス」 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827569 日本近代書誌学、近代出版史成立を志す研究誌の創刊号 「いまだ近代の書物についての知識の格納場所はない」という問題意識のもと、「日本の近代書籍についての小さい問題の登録所」として年刊研究誌『近代出版研究』を創刊します! 創刊号の寄稿者には、明治初期出版研究の泰斗である稲岡勝(元都留文科大学教授)、図書館学の田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、鈴木宏宗(国立国会図書館)、西洋書誌学の安形麻理(慶應義塾大学教授)、武者小路信和(元大東文化大学文学部准教授)、民俗学の大月隆寛、菊地暁(岩波新書『民俗学入門』著者)といった研究者に加え、ベストセラー『独学大全』著者である読書猿や、出版流通史家の戸家誠、弊社刊『古本マニア採集帖』に登場した書物蔵、神保町のオタ、松﨑貴之、下平尾直といった在野研究者・出版人も名を連ね、ユニークな執筆陣が揃いました! 【目次】 巻頭言 小さい問題の登録 小林昌樹 研究座談会 明治期に活躍した出版社の近代性とは何か――稲岡勝を囲んで 稲岡勝・小林昌樹・森洋介・河原努・藤巻修一・晴山生菜・楠本夏菜 「立ち読み」の歴史――それは明治二十年代日本の「雑誌屋」で始まった 小林昌樹 来たるべき独学書史のためのプログラム 読書猿 古本の記憶 大月隆寛 “ハガキ職人系”民俗学者の奔放――宝塚文芸図書館員・辰井隆について分かったこと 菊地暁 奥付と消費税――書籍の消費税総額表示を契機に考えたこと 下平尾直 日記のすき間から掘り出す近代日本出版史 神保町のオタ 西洋初期近代における出版と読者を探るために 安形麻理 田中一貞の人柄と図書館論(前) 田村俊作 新聞濫読のすすめ 松﨑貴之 明治10年代「図書館」は「書籍館」に何故取って代ったか――「図書」の語誌に見る意味変化と東京図書館における「館種」概念の芽生え 鈴木宏宗 「幽霊版」(版数とばし)は大正初期に始まった?――フル本はルフ本 書物蔵 戸家誠著作リスト(令和四年一月現在) 戸家誠 楫取群馬県令と金港堂の『修身説約』出版 稲岡勝 書評『日本人物レファレンス事典 図書館・出版・ジャーナリズム篇』 鈴木宏宗 資料復刻 The biblio kids!――1990 年代前半の西洋書誌学通信紙 武者小路信和
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路上の抵抗誌 創刊号
¥1,320
特集「路上空間を歩くこと」 サイズ:B5 ページ数:88ページ 本文モノクロ 価格:本体1200円+税 総勢18人による、論考、エッセイ、小説、詩、インタビュー、ロードムービー&ブックレビューなどの文章と絵を収録。 『路上の抵抗誌』は古今東西における路上での生活実践を見聞し、路上をめぐるさまざまな表現を集めることを目的とした雑誌です。創刊号では「路上空間を歩くこと」をテーマに、総勢18名の論考、エッセイ、小説、詩、インタビュー、ロードムービー&ブックレビュー、絵などを収録しました。東京、つくば、リヨン、メキシコシティ、ヴァラナシなど、さまざまな場所での経験をもとに「路上空間を歩くこと」をめぐって書かれた文章がならぶ充実の内容となっております。(編集長 上田由至さんより) さまざまな方向から路上空間にアプローチすることは、豊かな路上のありかたを再考することになるでしょう。すなわち、これはひとつの抵抗なのです。 (本文まえがき「『路上の抵抗誌』」創刊にあたって」より) 目次 稲葉諒:表紙絵 カジ・マリナ:挿絵 路上空間と歩行の思想序文にかえて―...上田由至- 歩く-髙橋莉子 「路上の詩学と環境詩学的歩行」私の学校は詩だ 上田由至訳(メルチー・ヤスキン- 凸凹- 山口有梨沙 宇宙散歩考-伊藤隼平 「わたしより大きなりんかく」の生滅-インタビュー:阿部七海 東京から愛知まで歩いてみて-光岡幸一 リヨンの道のにぎやかさ-宇都広樹 路上の生き物-速水一樹 食と人の路上、そこに在る-上田洋示 感情的な散歩 散歩的な感情‐秦良介 U氏の路上奮闘記 ①普通免許を取得する‐上田由至
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【新刊】ビッグイシュー477号(2024-04-15発売)「ガザ76年」表紙:ノラ・ジョーンズ
¥450
SOLD OUT
【特集】ガザ76年 2023年10月7日、ハマース主導のパレスチナ人戦闘員による越境奇襲攻撃に対して、イスラエルによる未曽有の攻撃が始まりました。 1948年のパレスチナ人の祖国喪失から76年、ガザと西岸地区のイスラエル軍事占領から57年、そして07年のガザ完全閉鎖から17年目。物資も人間の移動もできず、住民の多くが貧困状態にあるなかでの、攻撃です。岡真理さん(早稲田大学教授)は、この状況を“ジェノサイド”だと言います。岡さんの案内で76年の歴史を俯瞰し、ガザで起きていることの背景と本質を聞きました。 また、世界でさまざまな抗議運動が起きています。その一つに、パレスチナの抵抗の象徴、風刺漫画家ナージー・アル・アリーが生んだ10歳の少年「ハンダラ」の後ろ姿に、漫画家が自身の漫画のキャラクターの後ろ姿を並べるアクションがあります。画家の松下真理子さん、漫画家の川勝徳重さん、写真家のゾフレミハさんに、日本版について話を聞きました。 この戦争をとめるために、パレスチナとガザの76年の歴史と今を知りたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ノラ・ジョーンズ デビュー作がジャズアルバム史上最高の売上を記録し、その後も精力的に作品を発表し続けてきた、ジャズシンガーでピアニストのノラ・ジョーンズ。その華々しいデビューから新作アルバム『ヴィジョンズ』に至る道のりを振り返ります。 リレーインタビュー・私の分岐点 元ショートトラックスピードスケート日本代表 勅使川原 郁恵さん ブレードで顔を切り、14針縫う事故でも、大好きなスケートはやめたくなかった 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣の治療③ 夕暮れ迫るなか、赤ちゃんチーター捕獲に成功 国内記事 青空の下、山谷・玉姫公園で「りんりんふぇす」開催 表現する人 東弘一郎さん。30台近い自転車の部品使う「無限自転車」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 日銀の金融政策変更は「?」だらけ コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 スマホに時間を費やしてしまいます ☆ キャベツと塩昆布のスパゲティ ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 人の心を惹きつける香りの効用 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』コヴァチェヴィッチ FROM EDITORIAL 編集後記 ★「ビッグイシュー」一覧はこちら https://shoshi.nekoniengawa.net/categories/5626453 ★当店SOLD OUTの号やバックナンバーを1冊からご注文できます ・店頭お渡し(静岡県静岡市葵区) ・郵送(クリックポスト送料185円) ■お問い合わせ・ご注文は「CONTACT」よりご連絡ください。 https://thebase.com/inquiry/nekoniengawa-official-ec ■バックナンバー一覧「ビッグイシュー日本版」公式サイト https://www.bigissue.jp/backnumber サイト内検索をご活用ください ※公式サイトにてSOLD OUTの商品はご注文できません
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【新刊】ビッグイシュー476号(2024-04-01発売)ボブ・マーリー
¥450
【特集】「ネガティブ・ケイパビリティ」を生きる “どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力”を意味する「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を聞いたことがありますか? これは英国の詩人キーツが弟たちに宛てた手紙に書き記した言葉です。帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)さん(精神科医、作家)は精神科医になって6年目の頃、この言葉に出合って衝撃を受け、その後も自分自身を支え続けてくれる言葉になったといいます。 キーツの手紙から150 年後、これを当時英国で高名だった精神科医ビオンが著書の中で、“ネガティブ・ケイパビリティ”の重要性とともに“精神分析に不可欠”と取り上げました。ビオンに再発見された“ネガティブ・ケイパビリティ”は医療、文学・芸術の領域のみならず、広い分野で使われるようになりました。 今、社会にはどうにも対処しようのない問題があふれています。帚木さんに、キーツ、ビオン、そして医療、教育、芸術、寛容などを通して、“ネガティブ・ケイパビリティ”の神髄に迫る話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:ボブ・マーリー 伝説的なベスト・アルバム『レジェンド』がビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りの記録を打ち立てるなど、世界で最も愛されてきた“レゲエの神様”ボブ・マーリー。そんな彼の生涯を描いた映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が5月に公開されます。 ボブの息子であり、映画のプロデューサーも務めたジギー・マーリーが父の苦悩や葛藤、後世に託した思いを語りました。 また、セックス・ピストルズやジェームズ・ブラウン、ザ・ストーン・ローゼズなど、音楽シーンを代表するアーティストたちを撮影し、世界的な人気を集めているデニス・モリスが、写真家として第一歩を踏み出すきっかけとなったボブ・マーリーとの出会いについて語りました。 リレーインタビュー・私の分岐点 スポーツコメンテーター 八木沼純子さん 88年、カルガリー五輪の選考大会であった全日本選手権にフィギュアスケーターとして初登場し、14歳という記録的な若さで代表の切符をさらった八木沼純子さん。フィギュアスケートのインストラクターとして新しい道を歩み出している、今がまさに人生の分岐点だといいます。プロスケーター時代から根底にある、その思いとは? 国際記事 地球の平均気温、今年「1.5℃」上昇!? WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 能登半島地震レポート② 奥能登。水・物資の受け取りで終わる被災者の1日 監督インタビュー 『劇場版 再会長江』竹内亮監督 表現する人 「不在」と「実在」を行き来する彫刻 中谷ミチコさん 連載記事 原発ウォッチ 文献調査から概要調査へ進めたいNUMO 浜矩子の新ストリート・エコノミクス バイデン演説ににじみ出た真摯 雨宮処凛の活動日誌 ガザの死者3万人。「虐殺やめろ」の声が響く ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 手作りの良さ、再発見したことありますか? ☆ おむすび弁当 ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』 劉子承 FROM EDITORIAL 編集後記 ★「ビッグイシュー」一覧はこちら https://shoshi.nekoniengawa.net/categories/5626453 ★当店SOLD OUTの号やバックナンバーを1冊からご注文できます ・店頭お渡し(静岡県静岡市葵区) ・郵送(クリックポスト送料185円) ■お問い合わせ・ご注文は「CONTACT」よりご連絡ください。 https://thebase.com/inquiry/nekoniengawa-official-ec ■バックナンバー一覧「ビッグイシュー日本版」公式サイト https://www.bigissue.jp/backnumber サイト内検索をご活用ください ※公式サイトにてSOLD OUTの商品はご注文できません
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再入荷【バックナンバー】ビッグイシュー422号(2022-01-01 発売)ストリートキャット・ボブ
¥450
【特集】もう 自分電力 1970年代、太陽光発電や風力発電の開発では世界に先駆けていた日本。今、世界の再エネの動きや潮流には大きく遅れをとりますが、各地で市民の取り組みは進んでいます。 原発と環境問題の両方の解決には省エネと再エネしかないと考えた、建築家の湯浅剛さん。築40年の空き家をリノベーション、電気もガスもつながない事務所兼用住宅で、都会でも問題なくオフグリッドの生活をおくります。 岐阜県の石徹白(いとしろ)集落では、ほぼ全世帯が出資、総工費2億を超える小水力発電所を建設しました。約130世帯分の発電量があり、売り上げは年間2400万円。事業の立ち上げに尽力した平野彰秀さんをはじめ、若い移住者が増えています。 導入可能な日本の再生可能エネルギー量は「日本の電力需要の2.2倍あり、再エネでまかなえる」と、市民が運営する発電所の電気を市民に供給する「グリーンピープルズパワー株式会社」の代表、竹村英明さんは言います。 年の初め、“ゆうゆう”再エネ暮らしのみなさんに話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:ストリートキャット・ボブ ビッグイシューの元販売者ジェームズ・ボーエンを救ったストリートキャット「ボブ」が2020年6月に交通事故に遭い、この世を去ってから1年半――。今年2月、彼の不思議な力にまつわるストーリーの映画化第2弾が公開されます。『ボブという名の猫2 幸せのギフト』の撮影現場をビッグイシュー英国版が取材しました。 リレーインタビュー・私の分岐点 建築家・起業家 谷尻誠さん 弟のように思っていた後輩の死 やりたいこと、後回しにしないと決めた 国際記事 ドイツ、ベーシックインカムは人生を変えるのか? もし今月、いつもの給料よりも1000ユーロ(約13万円)多く収入が得られたら、あなたはどうするでしょうか? それが恒常的に続いたとしたら……? ドイツで、そんな問いかけを、2014年から社会実験として行っているのがNPO「マイン・グルントアインコメン」(MG)です。さらに20年8月には、ドイツ有数のシンクタンクであるドイツ経済研究所やマックス・プランク研究所、ケルン大学と共同して、規模を拡大した3年間の実証実験の実施を発表、21年6月から開始しています。 ドイツ在住の見市知さんが、MGからベーシックインカムを1年間受給した経験者と同プロジェクトの関係者に取材しました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 新春エッセイ:“犬歯”から考える進化論――更科功 分子古生物学者として、化石の中のDNAやタンパク質を調べたり、現生生物のDNAから昔の生物を研究することを通じて、生命、進化、遺伝、死、多様性、生存戦略などを解明してきた更科功さん。この新春エッセイでは、チンパンジーとヒトの違いとして“犬歯”に注目。ヒトは「平和で協力的であり、その身体で殺人はできない」というメッセージを導き出します。果たして、犬歯から見えてくる進化の歴史とは? 連載記事 原発ウォッチ! 始まるのか?汚染水の海洋放出 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 岸田首相の車座作戦が狙う2つの回避 雨宮処凛の活動日誌 今こそ「雇用と住まいの安定」を ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 どうしたら強い意志をもてますか ☆新年の肉巻き餅☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スイス『サプライズ』タオフィク・ナラト FROM EDITORIAL 編集後記 ★「ビッグイシュー」一覧はこちら https://shoshi.nekoniengawa.net/categories/5626453 ★当店SOLD OUTの号やバックナンバーを1冊からご注文できます ・店頭お渡し(静岡県静岡市葵区) ・郵送(クリックポスト送料185円) ■お問い合わせ・ご注文は「CONTACT」よりご連絡ください。 https://thebase.com/inquiry/nekoniengawa-official-ec ■バックナンバー一覧「ビッグイシュー日本版」公式サイト https://www.bigissue.jp/backnumber サイト内検索をご活用ください ※公式サイトにてSOLD OUTの商品はご注文できません
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【新刊】ジドウケシゴム(第3刷)
¥1,700
発行日:初版第3刷 2024年2月6日発行(100部)もえぎ色 サイズ:B6/138P 発行所:冊子のヨベル 版画:よしのももこ 組版:古屋淳二(虹霓社) よしのももこさんによる1st小説・私家版『ジドウケシゴム』 芥川賞作家・山下澄人さんによるコメント。 「…ずいぶんわたしたち寄りではあるけれど、わたしたちとは根本的に違うもの、の目線。よしのさんは無謀にもそれをここに書こうと書いた。そもそも人間には不可能なことを、なけなしのそうぞうりょく、だけを道具に言葉にしようとこれを書いた。…」 コメント全文はこちらから読めます。 http://sasshinoyoberu.tamakkosan.com/ 2023年9月発売の【新刊】土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)とあわせてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79135385
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【新刊】土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)
¥1,600
『土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)』 土民生活流動体著 よしのももこ編 虹霓社の新レーベル「NIJI BOOKS」より刊行 以下、虹霓社の商品紹介より ぐるぐる迷走していた首都での暮らしから〝バックレ〟て、家族とともに離れ小島へ流れ着いた「わたし」は、トットちゃんのトモエ学園、ルイス・ミショーのナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア、大杉栄の「鎖工場」、中島正の自給農業、石川三四郎の土民生活などを日々の生活に織り込み、都会では起こりようもない出来事に振り回されながら、徐々に〝生きている〟を取り戻していく。 「積極的にバックレたい。できてるフリをするよりできなさを体感したい。できないならできない者としての生活をガチでやりたい。都会がダメで田舎がすばらしいとかじゃない。自給自足がどうのこうのとかでもない。ただ、毎日の生活に読めなさを取り戻して、《生きている》のままならなさに日々驚いていたい!」(本文より) 限定50部の私家版【新刊】ジドウケシゴム(第2刷)とあわせてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79285048
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【新刊】自費出版『ねこのねえ』(サイン入り)
¥1,650
文・絵:坂本千明 デザイン:松本裕子 発行者:坂本千明 発行年(第1刷):2022年3月17日 サイズ:148x148mm仕様:並製本/フランス表紙/32p *現在の販売は第6刷となります *坂本さんより、制作費を除いた売り上げの一部が犬猫の保護活動への寄付されます。 これまでの寄付のご報告はこちらでご覧いただけます。 → https://sakamoto5.exblog.jp/32561586/ 著者プロフィール 坂本 千明(Sakamoto Chiaki) イラストレーター。青森県出身。 東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程卒業。 大学在学中よりイラストレーターとして活動を始め、2009年より紙版画の手法を用いる。 2014年から私家本として制作していた『退屈をあげる』を2017年10月に青土社より新装版として刊行。 絵本『おべんとう たべたいな』(2018年/岩崎書店) 絵本『ぼくはいしころ』(2020/岩崎書店) 『ねこのねえ』(2022/自主制作) 松尾スズキ「人生の謎について」挿画制作、 斉藤和義『55 STONES』アルバムジャケットの版画制作など。 黒猫姉妹のかたわれ煤と新入り宵と東京在住。 (坂本千明さんブログより転載) https://sakamoto5.exblog.jp/
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【新刊】猫の病気のサインがわかる図鑑 ~体調不良や痛みを見逃さないために
¥2,222
猫の病気のサインがわかる図鑑 ~体調不良や痛みを見逃さないために 服部 幸(監修)ねこねっこ(構成) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ11mm 重さ 220g 160ページ 並製 紹介 猫は、不調や痛みを隠したがる動物です。 それゆえ病気の発見が遅れがちで 動物病院を訪れる頃には すでに病気が進行してしまっていた ということが多々あります。 そこで本書では、猫の見た目や行動から 発せられるSOSのサイン(症状)と そのサインから考えられる原因を 全ページカラーで読みやすくまとめました。 「ちょっと変?」「いつもと違う」と いち早く気づいて行動に移すために。 とくに命に関わる事態を見逃さないために。 さっと手に取って異変を確認する 1冊としてご活用ください。 この図鑑が、猫の苦しみと 飼い主さんの後悔を減らす お守りとなりますように。 目次 序章 愛猫の異変にいち早く気づくために 1章 体の状態・行動 2章 おしっこ 3章 吐く・ウンチ 4章 目・鼻・耳・口 5章 皮膚・毛 に現れる病気のサインを解説 前書きなど ~本書の目的~ この本は、体調不良や痛みを抱えている猫の体から発せられている“SOS”のサイン(症状)と、そこから考えられる原因を、猫といっしょに暮らす方へまとめてお届けする目的で制作しました。 猫は、弱みを見せまいと不調を隠したがる動物です。それゆえ病気の発見が遅れがちで、動物病院を訪れる頃には悪化してしまっていることも多々あります。愛猫の様子から「ちょっと変?」「いつもと違う」といち早く気づいて行動に移せるように。さっと手に取って確認する1冊としてご活用ください。以下、飼い主さんがおさえておきたい3つのポイントです。 1)猫の病気のサインを「知る」 猫の体や行動に現れる異変を具体的に知っておくと、「これは病気かも……」と、疑えるようになります。症状として表に出てくる頃には病気が進行しているケースも珍しくありませんが、早期発見・受診することで治療を施したり、仮に治せない病気であっても進行を抑えたり、苦痛を緩和したりすることにつながります。 2)命に関わる病変を「見逃さない」 「なんか元気ない?」「やせたね」「最近よく吐くね」「これって咳(せき)?」。軽い体調不良だろうと思い込むうちに、急速に命が危ぶまれる状況にまで陥りやすいのが、猫の病気の特徴でもあります。「ちょっと様子を見ていた」ことによって、命運が分かれてしまいます。人の感覚で考えず、「猫にとっては緊急事態」を見逃さないように。 3)必要な情報を獣医師に「伝える」 愛猫の具合が悪い時に「いつもの様子と違う」と最初にわかるのは、獣医師ではなく、一番そばで見守っている飼い主さんです。そして自宅でしかわからない情報は、獣医師が原因を絞って治療へのステップにつなげるための重要な手がかりとなります。動物病院でできるだけ多くのヒントを渡すための「伝え方」も大事です。 版元から一言 猫の不調、とくに命にかかわる病変に いち早く気づいて対応できるようになる情報が、 写真と図解たっぷりに詰まっています。 全ページカラーで、症状ごとに区切った 読みやすくて、くわしい構成の実用書です。 飾りたくなる、かわいい猫のイラストの表紙が目印。 税込2222(ニャンニャンニャンニャン)円。 発売日は、2月22日=猫の日。 著者プロフィール 服部 幸 (ハットリ ユキ) (監修) 「東京猫医療センター」(東京都江東区)院長。「ねこ医学会(JSFM)」副会長。 2005年から猫専門病院の院長を務め、2012年に東京猫医療センターを開院。 2013年、 国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。東京猫医療センターの1年間(2022年)の猫の診察件数は、1万8000件以上。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑 ~誤食と中毒からあなたの猫を守るために
¥2,222
服部 幸(監修)霜田 有沙(イラスト) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ12mm 160ページ 並製 紹介 完全室内飼いが浸透しつつある今、猫も人と同じ空間でさまざまなものに囲まれて暮らすようになりました。そうした背景もあり、猫が本来は口にしない “異物”を食べてしまう「誤食」が、家の中で最も多く起きる重大な事故となっています。 異物は時間が経てば排泄されることもありますが、麻酔をかけて内視鏡で摘出したり、開腹手術が必要になったりすることも、決してめずらしくありません。しかも、飼い主さんが誤食に気づかず、ひっそりと静かに事故が起きているケースが後を絶ちません。 また、人よりもずっと体が小さく、代謝のしくみが異なる動物である猫にとっては有害となる食品や植物、家庭用品もあります。中には犬よりも猫のほうが、中毒症状が強く現れる成分を含む物も。 このように猫には猫の誤食・中毒の特徴があり、さらに人の暮らしの変化に合わせて猫が口にしやすい物も変わってきています。だからこそ、「今の猫の暮らし」に沿った対応が必要になってきています。 そこで本書は、食べると腸閉塞や胃腸障害を起こしやすい家の中の物や、中毒を起こす食品・飲料・観葉植物・花・化学製品等を国内外の調査や報告をまじえて紹介します。 起きてしまった事故に冷静に対応して早めに動物病院で処置を受けることも大切です。しかし、それよりも、何が猫に脅威となるのか知って遠ざけ、誤食・中毒の事故を未然に防ぐのが最善策です。 ーーあなたの猫を、身近にある危険から守るために。 目次 序章 猫の誤食と中毒 ●猫の誤食・中毒の傾向を知ろう ●口にした?と思ったら、状況別の対応を ●誤食時のおもな診断と治療 1章 猫が食べると危ない食品 2章 猫が食べると危ない植物 3章 猫が食べると危ない家の中の物 |誤食編 4章 猫が食べると危ない家の中の物 |中毒編 Column 人が食べるものを与えるなら気をつけたいこと 魚/肉・卵/乳製品/野菜・フルーツ Column 猫に「安全な」植物ってあるの? Column 家庭用殺虫・防虫剤の注意点 Column 室内に潜む危険から猫を守ろう 著者プロフィール 服部 幸 (ハットリ ユキ) (監修) 東京猫医療センター(東京都江東区)院長。JSFM(ねこ医学会)CFC理事。 北里大獣医学部卒。2005年から猫専門病院院長を務める。2012年に東京猫医療センターを開院。2013年、国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。おもな著書に『猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし』(監修・ねこねっこ)、『猫を極める本』(インターズー)など。昨年(2020年)に東京猫医療センターで診察した猫は1万7000匹以上。 霜田 有沙 (シモダ アリサ) (イラスト) 2013年東京造形大学卒業。絵本の1ページのような物語のあるイラストを手掛けている。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】 猫の「がん」 ~正しく知って、向き合う
¥2,299
小林哲也(監修) 発行:ねこねっこ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ8mm 重さ 220g 112ページ 並製 紹介 今や「がん(悪性腫瘍)」は、人だけでなく、猫にとっても、代表的な死因となっています。 その背景には、室内だけで飼う猫の増加によって、感染症や交通事故などで命を落とすケースが減り、平均寿命が伸びていることがあります。こうした高齢化は、猫が家族の一員のように健康管理を受け、最期を迎える日まで大切にされて過ごしている表れですが、一方で、がんにかかる猫が増えるというジレンマが生じています。 ーーでは、もしも愛猫が「がん」になったら? 想像するだけで悲嘆に暮れてしまうという方も、今まさに愛猫が闘病のさなかという方もいるかと思います。がんは最強の部類に入る病気だけに、痛みを言葉にできない猫に寄り添う人の心にも不安が押し寄せます。「何とか救ってあげたい」「できるだけのことをしてあげたい」。だからこそ、必死に情報を集めたくなることでしょう。 しかし、インターネットに飛び交う動物のがんの情報には、犬には当てはまっても猫には当てはまらないものや、効果の確証がまだ得られていない治療法が溢れ、「何が正しく、何が間違っているのか」が大変わかりにくくなっています。ひとたび情報の波に溺れてしまえば、かえって不安が増したり、治せるがんも治せなくなってしまう可能性があります。 このような現状を踏まえて、飼い主さんが猫のがんの正しい知識にアクセスできるようにと考えたのが、本書を制作した目的です。日々がんを患う動物の診療にあたり、有効性の高い治療法の開発にも取り組む獣医臨床腫瘍学の第一人者・小林哲也先生による全面監修のもと、猫のがんの特徴、できる予防と早期発見、検査、根治と緩和の治療法を、図解や写真をまじえて丁寧に解説します。 かけがえのない命と向き合うために。飼い主さんの心の支えとしても、本書を有効に活用していただければ幸いです。 目次 目次(予定) 【1章 猫の「がん」を理解する】 ●猫の「がん」ってどんな病気? ●猫の「がん」ができる部位 【2章 「がん」の発見と診療の流れ】 ●がんを早期に発見・治療するには ●がん診療には3つのステップがある Step1診断 Step2転移・広がり具合・持病の検査 Step3治療 ・自宅でできる健康チェックリスト 【3章 猫がかかりやすい「がん」】 ●猫に多い代表的な5つのがん ●乳がん:2cm以内の早期発見・早期治療がカギ ●リンパ腫:多くのサブタイプがあるリンパ球のがん ●肥満細胞腫:皮膚型と、おもに脾臓にできる内臓型がある ●扁平上皮がん:口の中にできるがんで最も多い ●注射部位肉腫 :注射部位に発生するがん ●その他のがん ・乳がんチェックマッサージ 【4章 猫の「がん」治療を知る】 ●がん治療の基本は三大治療法 ●手術でがんを切り取る「外科療法」 ●がん細胞を薬で攻撃する「化学療法」 ●がん細胞を根絶させる「放射線療法」 ●がんと共存する「緩和治療」 痛みの緩和/栄養サポート/苦しさの緩和 【5章 闘病の不安を和らげるために】 ●~気になることを聞いてみました~ 教えて! 小林先生(回答:小林哲也先生) ●~飼い主さん自身の心のケアを考える~ 愛猫のがん闘病との向き合い方 (インタビュー:中森あづさ先生/日本小動物がんセンター カウンセリング科 科長) ・私と愛猫のがん闘病生活 前書きなど 今や「がん(悪性腫瘍)」は、人だけでなく、猫にとっても、代表的な死因となっています。 その背景には、室内だけで飼う猫の増加によって、感染症や交通事故などで命を落とすケースが減り、平均寿命が伸びていることがあります。こうした高齢化は、猫が家族の一員のように健康管理を受け、最期を迎える日まで大切にされて過ごしている表れですが、一方で、がんにかかる猫が増えるというジレンマを生じています。 ーーでは、もしも愛猫が「がん」になったら? 想像するだけで悲嘆に暮れてしまうという方も、今まさに愛猫が闘病のさなかという方もいるかと思います。がんは最強の部類に入る病気だけに、痛みを言葉にできない猫に寄り添う人の心にも不安が押し寄せます。「何とか救ってあげたい」「できるだけのことをしてあげたい」。だからこそ、必死に情報を集めたくなることでしょう。 しかし、インターネットに飛び交う動物のがんの情報には、犬には当てはまっても猫には当てはまらないものや、効果の確証がまだ得られていない治療法があふれ、「何が正しく、何が間違っているのか」が大変わかりにくくなっています。ひとたび情報の波に溺れてしまえば、かえって不安が増したり、治せるがんも治せなくなってしまう可能性があります。 このような現状を踏まえて、飼い主さんが猫のがんの正しい知識にアクセスできるようにと考えたのが、本書を制作した目的です。日々がんを患う動物の診療にあたり、有効性の高い治療法の開発にも取り組む獣医臨床腫瘍学の第一人者・小林哲也先生による全面監修のもと、猫のがんの特徴、できる予防と早期発見、検査、根治と緩和の治療法を、図解や写真をまじえて丁寧に解説します。 かけがえのない命と向き合うために。心の支えとしても、本書を有効に活用していただければ幸いです。 版元から一言 臨床獣医腫瘍学の第一人者である小林哲也先生 (日本小動物がんセンター センター長)による全面監修のもと 猫のがん(悪性腫瘍)を丁寧に解説しています。 フルカラーで図版やイラスト、写真をたくさん使い、 飼い主さんにもわかりやすい一冊となっています。 エビデンスに基づいた正しいがんの知識を、 愛猫のために役立ていただければ幸いです。 著者プロフィール 小林哲也 (コバヤシテツヤ) (監修) 公益財団法人日本小動物医療センター付属 日本小動物がんセンター センター長。一般社団法人獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)代表理事。乳がんで苦しむ猫をゼロにするプロジェクト「キャットリボン運動」を展開し、獣医師・飼い主さんに向けて猫の乳がんの正しい知識の普及啓発を行っている。 <経歴> 2001年:米国獣医内科学専門医(腫瘍学)として認定(日本人第1号) 2002年4月~日本獣医生命科学大学非常勤講師 2011年~日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS) 代表理事 2014年~ねこ医学会(JSFM)理事 2015年~アジア獣医内科学専門医(小動物) 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り
¥2,222
江本宏平(監修)入交眞巳(特集監修)ねこねっこ(構成) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ13mm 重さ 250g 176ページ 紹介 室内で暮らす猫の寿命は伸び続け、平均寿命を調べた統計では、いよいよ16才を超えました。そんな「猫も高齢化」の時代、動物愛護の機運の高まりもあり、年を重ねた猫を最期まで大切にお世話する考え方も定着しつつあります。 ※16.22才。一般社団法人ペットフード協会「令和3年 全国犬猫飼育実態調査」より その一方で、猫が老化や重い病気で十分に体を動かせなくなってきてからの自宅でのケアの情報や介護サービスの普及が追いついていない課題があります。とりわけ猫は、見慣れぬ人や環境を苦手としやすい気質から、他者へお世話を頼りにくい動物です。動物病院で検査や治療を受けさせながらも、自宅では「食べてくれない」「投薬や看護的なケアに抵抗する」姿を前に心をすり減らし、何とかできないかと手探りで対応する。そのような方々の迷いや悩みが、インターネット上でも散見されます。 近づくお別れを覚悟して悲しみに暮れながら過ごす方もいれば、終わりが見えない介護に疲れ切ってしまう方もいます。本書の制作も、実際に愛猫の看取りを経験した飼い主さんたちからの強い要望が、きっかけとなっています。 --この本を出版する目的は、大きく2つあります。 1つめの目的は「支え」です。今、まさに愛猫を介護している方に実践的な情報を丁寧にお伝えし、精神面をサポートできたらと考えています。 本書は、在宅での緩和ケア・ターミナルケアに心血を注いできた往診専門の獣医師・江本宏平先生による監修のもと、介護の具体的な“方法”と介護期の猫との“向き合い方”をまとめています。猫の看取りに直面する飼い主さんと対話し、心に寄り添ってきた獣医師によるアドバイスは、きっと猫と人の双方にとって力強い支えとなるはずです。 さらに、夜鳴きやトイレ以外での排泄といった問題行動、認知症のような症状など、飼い主さんが追い詰められやすい高齢猫の困りごとを特集しています。獣医行動学のスペシャリスト・入交眞巳先生をアドバイザーに迎え、これらの行動の理由や対応をくわしく解説します。 2つめの目的は「備え」です。健康な猫の飼い主さんや、これから猫を迎えたいと検討中の方も、ぜひ一度、老化や病気で弱っていく未来の猫の姿と、介護にあたるご自身・家族の姿を想像してみてください。そして、その時が訪れるまでの準備に、本書をご活用いただければ幸いです。 【目次】 序章 猫の介護 1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート 2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴 3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話 4章 様子を見てはいけない症状 5章 緩和ケアと薬の飲ませ方 6章 ターミナルケアと最期の日々 ★特集 どう向き合えばいい? 夜鳴き&排泄の失敗トラブル 悩ましい高齢猫の問題行動と認知症 アドバイス:入交眞巳(米国獣医行動学専門医) 目次 序章 猫の介護 1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート 2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴 3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話 4章 様子を見てはいけない症状 5章 緩和ケアと薬の飲ませ方 6章 ターミナルケアと最期の日々 ★特集 どう向き合えばいい? 夜鳴き&排泄の失敗トラブル 悩ましい高齢猫の問題行動と認知症 アドバイス:入交眞巳(米国獣医行動学専門医) 著者プロフィール 江本宏平 (エモトコウヘイ) (監修) 往診専門動物病院 わんにゃん保健室 院長。高齢動物医療福祉協会 代表理事。 日本・アメリカ・カナダで獣医療を経験し、2017年に往診専門の動物病院を開院。 往診獣医師として、慢性疾患等に苦しむ犬猫と飼い主さんに寄り添い、 在宅での緩和ケアやターミナルケアをサポートしている。 ペットの看取りに関する情報発信も積極的に行っている。 Instagram @koheiemoto 入交眞巳 (イリマジリマミ) (特集監修) 米国獣医行動学専門医。どうぶつの総合病院 行動診療科主任。 東京農工大学 特任講師。ねこ医学会(JSFM)学術理事。 同居する愛猫は、Fluffyくん(愛称:フラの助)。 天国組は、海の進くん&小太郎くん。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし
¥1,980
服部 幸(監修)Riepoyonn(写真)ねこねっこ(構成) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横134mm 厚さ19mm 176ページ 上製 紹介 2020 年から施行される改正動物愛護管理法に、マイクロチップの装着義務、完全室内飼いでご長寿化、相次ぐ災害で必要になる猫を連れた同行避難......。「猫ブーム」を経て、今、猫の暮らしは大きく変わっています。本書は、そんな時代に猫と人がこれからもいっしょに幸せに生きていくために「猫を迎える前」から、あるい は「迎えてから」でも知っておきたい知識をもふもふぎゅっと詰め込んだ“令和版“のねこ生活ガイドブックです。 監修は、東京猫医療センターの服部幸院長。猫の暮らしや健康・病気の最新情報をもとにアドバイスいただき、さらに飼い主さんも知っておきたい動物愛護管理法の改正ポイントもまとめました。Instagram で大人気の癒しの 3 匹”アメカヌちゃん”&そらくんの姿もヒントに、「猫と人のこれからの暮らし」をいっしょに考えてみませんか? *本書の売り上げの1冊あたり22(にゃんにゃん)円を犬猫のための福祉活動へ寄付します。 *ハードカバー製なので、猫好きさんへのプレゼントにも。 <おもな内容> *各章で「動物愛護管理法改正のポイント」も紹介しています。 1のおねがい 丸ごと知ってね、わたしのこと ・法律で見ると、人と暮らす猫は「家庭動物」 ・ 保護猫、地域猫、ノネコ...。みんなイエネコ ・ライオンやチーターよりも、新しい種族です ・「動物愛護」も人によって感じ方が違う etc. 2のおねがい 「迎えよう」の前に考えてね ・平均寿命15才超え。お金はかなりかかる? ・STOP多頭飼育崩壊! 大好きなら不妊・去勢 ・猫を迎える方法に「譲渡」もあります ・購入する場合、信頼できる販売元か見極めて ・スコだけじゃない。遺伝性の病気を知ってね ・飼わなくたって、伝えられる愛もある etc. ◦エッセイ 「おうちの中で 愛しい猫たちと暮らすこと」 文・Riepoyonn(たむらりえ) 3のおねがい おうちで、楽しく暮らしたい ・「5つの自由」は、ぜったいに守ってね ・猫のための「環境エンリッチメント」って? ・そのトイレ、使っちゃいるけど好きではない ・おいしいものを、狩りっぽく食べたい ・こわ~いマダニやフィラリアにもご用心! ・最近の猛暑は、猫にもしんどい ・解熱剤、ユリ...。身近な “ 毒物 ” が命取りに etc. 4のおねがい ずうっと、離れたくない ・はぐれちゃっても、また会いたいから ・「同行避難」のために、あなたができること ・最期を迎えるその日まで、寄り添って etc. 目次 <目次> 1のおねがい 丸ごと知ってね、わたしのこと ・法律で見ると、人と暮らす猫は「家庭動物」 ・ 保護猫、地域猫、ノネコ...。みんなイエネコ ・ライオンやチーターよりも、新しい種族です ・人との共生は「いいとこ取り」で始まった ・歴史の中で、猫の “ 見え方 ” も変わってきた ・「動物愛護」も人によって感じ方が違う ・夜行性というより、「薄明薄暮性」なんです ・体のつくりも、狩り仕様になってます ・強気と弱気は、表裏一体! 複雑なキモチ 2のおねがい 「迎えよう」の前に考えてね ・思い通りにはならないし、問題も起こるかも ・対応困難なほどの問題行動もあったりする ・平均寿命15才超え。お金はかなりかかる? ・責任を持って一生飼える? よく考えてね ・STOP多頭飼育崩壊! 大好きなら不妊・去勢 ・不妊・去勢手術は、猫のためにもなるんです ・猫を迎える方法に「譲渡」もあります ・子猫もいいけど、おとなの魅力もありますよ ・購入する場合、信頼できる販売元か見極めて ・その純血種、あなたの暮らしに向いてる? ・スコだけじゃない。遺伝性の病気を知ってね ・多頭飼育するなら、猫同士の相性は大事 ・飼わなくたって、伝えられる愛もある ◦エッセイ おうちの中で 愛しい猫たちと暮らすこと 文・Riepoyonn(たむらりえ) 3のおねがい おうちで、楽しく暮らしたい ・長生きを願うなら、完全室内飼いで! ・「5つの自由」は、ぜったいに守ってね ・猫のための「環境エンリッチメント」って? ・なわばりが守られた空間で安心したい ・運動も休憩も観察もできる「高さ」がほしい ・そのトイレ、使っちゃいるけど好きではない ・犬以上に肉好き。お魚だけでは生きられない ・おいしいものを、狩りっぽく食べたい ・飲み方には、こだわりがあるんです ・コミュニケーションは、猫らしい感じで ・不安も安心もシゲキも、ニオイから ・ネズミ捕り名人もいれば、鳥好きもいます ・動物病院は苦手だけど、病気は困るから... ・春) こわ~いマダニやフィラリアにもご用心! ・夏 )最近の猛暑は、猫にもしんどい ・秋 )食欲止まらなくて、ついぽっちゃり ・冬 )寒さに乾燥。体調悪化シーズン! ・巻き爪は痛いから、爪切りはしておこう ・腎臓病予防にも? できるなら歯磨きを ・解熱剤、ユリ...。身近な “ 毒物 ” が命取りに 4のおねがい ずうっと、離れたくない ・はぐれちゃっても、また会いたいから ・「同行避難」のために、あなたができること ・猫の避難用品は「持ち出せるか」まで考えて ・最期を迎えるその日まで、寄り添って ◦巻末資料 「動物の愛護及び管理に関する法律」のおもな改正内容 (2019) *1~4のおねがいの各章で、「動物愛護管理法改正のポイント」も紹介しています。 前書きなど 柔らかくって、美しくって、どこから見ても愛らしい。自分本位なようで、そっと心を寄り添わせてくれる。古くから人のそばに生きる身近な動物として、猫は世界中で愛されています。 日本では、2017年に犬の飼育数を上回り(※)、「最も人気のあるペット」の座に。大切な家族の一員として、健康と長生きを願う声も広く浸透しました。 ※ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」より しかし、飼い主のいない猫をめぐるトラブルや、行き場を失って命を落とす猫たちの問題も、いまだ並行して起こっています。また、猫を過剰に繁殖させてしまう「多頭飼育崩壊」の増加や、相次ぐ災害での「猫の同行避難」の可否など、人の社会とも深く関わる新たな課題も見えてきました。 そして2019年には、「改正動物愛護管理法」が成立。2020年6月から段階的に施行されていきます。今後、猫に癒されたり、大切に想う気持ちだけではなく、習性を正しく知ったうえでのお世話が、ますます必要になるでしょう。 目まぐるしく変わる人の暮らしの影響を受けて、猫が置かれた環境も変化していく。時代の大きなうねりの中で、猫という動物そのものに対する価値観も、多様化しています。 そんな激動の「今」にいる猫と人が、「未来」に向けて、絆を切らすことなく生きていくためには? 答えは、猫を大好きな一人一人が、猫の幸せを考え抜いた先にあるような気がします。 そこで、「今の時代に合った形で、迎える前から知っておきたい知識や飼い方を丸ごとまとめたガイドブック」というイメージで、本書を作りあげました。 猫の健康や病気、生活などの最新データや情報をもとに「東京猫医療センター」の院長・服部幸先生にアドバイスをいただき、さらに改正法のポイントも加えています。本書が「猫と人とのこれからの暮らし」を考えるきっかけになれば幸いです。 ーー幸せな暮らしを、これからもずっと。 版元から一言 はじめまして。猫の本 専門出版【ねこねっこ】です。第1冊目の本として『猫からのおねがい ~猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし』をリリースいたします。 ふわふわであたたかくて。自分本意だけれど、ふとしたときに心をときほぐしてくれる。 そんな多くの人が、特別な愛着を抱く動物「ねこ」。近年は犬の飼育頭数を上回り、 室内の環境で家族のように大切にされて、長生きをする猫も増えてきました。 一方で、ストレス等に由来する問題行動、高齢化だからこそかかりやすい病気、 新たな感染症なども見られるように。また、外の過酷な環境や殺処分等により 命を落とす猫の数は減ってはきてはいるものの、まだ “ 解決 ” には遠く さらには貧困や孤立化といった人の社会の課題が、猫にも影響するようになりました。 「猫ブーム」を経て、多様化する価値観の中で、猫の暮らしも変わっていく。 こうした時代の中で、人と猫が、未来へ向けてよりよい関係を築いていくためには? ねこねっこは、猫を取り巻く「今」を見つめながら、出版活動を通じて、 たくさんの方たちと、この先を考えていきたいと思っています。 これから、よろしくお願いいたします。 著者プロフィール 服部 幸 (ハットリ ユキ) (監修) はっとりゆき。「東京猫医療センター」(東京都江東区)院長。「ねこ医学会(JSFM)」CFC理事。2005年から猫専門病院長を務める。2012年に東京猫医療センターを開院し、翌年、国際猫医学会(ISFM)からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。 Riepoyonn (リエポヨン) (写真) Rieopyonn(たむらりえ)。神奈川県在住の愛猫家。最愛の猫「みかん」との出会いをきっかけにinstagramを始め、世界中の猫好きを魅了する。現在は、おにいちゃん猫の「そら」と、きょうだい猫「アメリ」「カヌレ」の3匹の元保護猫を家族に迎え、その姿を愛情いっぱいに撮り続けている。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】新居格 随筆集 散歩者の言葉
¥2,200
新居格 随筆集 散歩者の言葉 新居 格(著/文)荻原魚雷(編集) 発行:虹霓社 B6変判 縦167mm 横128mm 厚さ16mm 246ページ 並製 新刊『杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79249366 紹介 戦後初の杉並区長として知られる新居格 随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選 戦後初の杉並区長として知られる新居格(にい いたる)。著作リストが作れないほど多くの随筆や評論、批評を遺したものの、代表作と呼ばれるような作品もなく、『杉並区長日記』(弊社刊)と翻訳書(パール・バック『大地』等)を除いて新刊で読める本はない。 アナキストを自称し、議論を嫌い、知識人や文化人と呼ばれることを恥じ、戦時中も市井の人々や日々の生活を大切に生きた新居。そんな新居と同じく、散歩と読書をこよなく愛する高円寺の文筆家・荻原魚雷が、時に弱音や愚痴をこぼす彼の随筆を厳選、今の時代に蘇らせる。42の随筆と1つの詩を収めた名随筆集が誕生。 【本文表記:新漢字、旧かなづかい】 「注文に応じて書いてきたような短文は後世に残りにくい…没後もずっと読み継がれるような作家なんて、文学史の中でも一握りしかいない。だけど、一握りからこぼれた作家にも素晴らしい文章を書く人はいる。新居格もそのひとりであろう。」 (荻原魚雷・編者解説「高円寺の新居格」より) 目次 (詩) 自由人の言葉 爽やかな海景 性格破産者の感想 モダンガールの心臓 大地震の思ひ出 正月 春の淡彩 微涼を求めて 冬日独語 散歩者の言葉 小さな喜び 雑草の如く 断想 生活の錆 或る日のサローンにて 五月と読書生 時間 街と同盟する言葉 世界的なもの 批評家の生活 街の銀幕 林檎畠にて 鮒を釣る卓 凡人私語 晴日の書窓にて 或る日に思ふ 生活の楽しさ 人生老い莫し 貧民の叡智 小さな世界 旅する心 燕雀の志 春に考へる 書斎の春 順境・逆境 本と読書との好み 金について 眠むれぬ或る夜 菜園 散歩の哲学 高円寺にて 新生日本の姿 編者解説 高円寺の新居格(荻原 魚雷) 版元から一言 2017年に『杉並区長日記 地方自治の先駆者 新居格』を復刊(旧版は1955年)したのですが、それまで新刊で購入できる新居の著書はパール・バック『大地』(新潮文庫)の翻訳本しかありませんでした。多くの随筆や評論を遺したにもかかわらず、です。『杉並区長日記』はおかげさまで多少の評判にはなり、忘れられていた「新居格」という人物に注目していただくきっかけにはなりました。それはとても喜ばしい反面、1年にも満たない区長時代のみにスポットが当たってしまうことに少なからず違和感はありました。ならば次は随筆を復刻しよう、という宿題を自分に課したのです。 そんな思いを抱えていたころ、ブログなどで新居格によく言及していた荻原魚雷さんに出会いました。そこで、思い切って随筆集の企画を相談したところ、快く選者を引き受けていただけることになったのです。虹霓社は田舎暮らしがベースで、「出版社」というより「出版活動」とでも呼ぶべき制作体制ゆえ、刊行までにだいぶ時間がかかってしまいましたが、荻原さんが数ある随筆からじつに魅力的な作品を選んでくださったおかげで、ようやく新居の新たな随筆集が誕生しました。 ぜひ新居の素晴らしい随筆を味わっていただければ幸いです。 著者プロフィール 新居 格 (ニイ イタル) (著/文) 1888(明治21)年、徳島県板野郡(現鳴門市)生まれ。東京帝大卒業後、読売や東京朝日などの新聞記者を経て文筆生活へ。個人の自由を重んじるアナキズムの立場から文芸評論や社会批評を論じる。パール・バック『大地』やジョン・スタインベック『怒りの葡萄』等、多くの翻訳も手がけたほか、「左傾」「モボ」「モガ」など時代の流行を上手く捉えた造語も生み出した。戦後は初の公選杉並区長や生活協同組合の理事長を務めるなど、市井の人々や日々の生活を大切にした。1951年逝去。享年63。主な著書に『季節の登場者』『アナキズム芸術論』『生活の錆』『女性点描』『生活の窓ひらく』『街の哲學』『心の日曜日』『市井人の哲学』『杉並区長日記』など多数。 荻原魚雷 (オギハラギョライ) (編集) 1969年、三重県鈴鹿市生まれ。文筆家。著書に『中年の本棚』『古書古書話』『日常学事始』『本と怠け者』『古本暮らし』ほか、編者をつとめた本に梅崎春生『怠惰の美徳』『吉行淳之介ベスト・エッセイ』尾崎一雄『新編 閑な老人』富士正晴『新編 不参加ぐらし』などがある。 上記内容は本書刊行時のものです。 新刊『杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79249366
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【新刊】杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格
¥1,760
新居 格(著/文) 発行:虹霓社 B6 新刊『新居格 随筆集 散歩者の言葉』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/83128890 ◉戦後はじめて杉並区民が選んだ区長はアナキスト⁉ 敗戦後の廃墟と混沌の中、日本一の文化村を目指して杉並区の初代公選区長に就任、政治・行政の旧弊打破に挑み、小地域からの民主主義を掲げた破天荒でユニークな〝アナキスト区長〟新居格。彼が目指した理想の地方自治とは。区長在任わずか1年、苦闘の記録が約40年ぶりに待望の復刊。 ◉地方行政・地方自治の先駆者として 忘れられた文筆家・新居を、地方自治・地方行政、まちづくりの視点からの復権を試みた小松隆二氏(慶応大名誉教授)による渾身の書き下ろし小伝「〝地方自治・地方行政の鑑〟新居格の生涯と業績-典型的な自由人・アナキスト」ほか、ユートピアンであった新居の知られざる一面を当事者が綴った大澤正道氏によるエッセイ「新居格と「世界の村」のことなど」の2編を合わせて収録。 目次 Ⅰ 区長日記 区長はスタンプ・マシンなり/文人の眼・官僚の眼/大臣以上の村長さんを/〝陳情政治〟へ思う/面白くない〝登庁〟/苦々しい運動風景/モンテーニュの政治論/開校式の日のこと/映画のプロデュース/役所の建物も生きている/オフィスの裸婦図/自分のことなのに……/ひとりの孤児/愛児のために手をつなごう/〝塵世〟〝浮世〟を体験する/ネクタイを二本結ぶ/正面からくればいいのに/額の文字/明るい手紙/子供の世界/魔法のつえ酵素肥料/区長意識/野外ダンス・パーティ/文学少女のダンサー/ボス、農地視察に赴く/送られた郵便切手/ガラス箱の区議会/区長は読書しなくなる/すぐれた都市計画者/ピエールの意気/緑の世界に和む心/水蒸気の悲劇/接待タバコ/人間愛の行政を/こころのふるさと/「多忙」について/北海道へ旅して/条理に終始すべきか/日曜日/交際費/牛乳屋の李さん/古ぼけた区長会議/新年の挨拶に辞意を……/成年式にのぞんで/ある日の黙想/退職届 Ⅱ 覚え書 はじめに 民主化は小地域からというわたしの持論 政治的蜃気楼 出馬という言葉 世界の杉並区︱わたしの文化設計 ドン・キホーテ黒亜館に赴くこと 助役さんドンキホーテに面喰らうこと 形式に悩まされること 伊原画伯の裸体画をかけること 区長の机を受付に置くといったこと 政治力がないと攻撃されたこと 公私をどこまでも分明にすること 民主主義とはどろんこの里芋を桶に入れてごりごりやること 演説にしばしば波長の違うこと ハムレットの父親の亡霊のようなもの 議員の数が多過ぎること 自治体議会は国会の十六ミリであってはならないこと 「わが杉並に大ボス小ボス……」という演説のこと 「子供の町」「文化会」のこと 「交際費」の減額が提言されたこと 町の新聞 地域ボスの生態 学校の問題で手を焼くこと 政治的スポーツのこと Ⅲ 区長落第記 親愛なる都職支部諸君へ ユートピアを幻滅すること 区長落第記 〈小伝〉 小松 隆二 〝地方自治・地方行政の鑑〟新居格の生涯と業績ー典型的な自由人・アナキスト 〈エッセイ〉大澤 正道 新居格と「世界の村」のことなど 前書きなど ・(杉並)区には学者、文化人、知識人達が多く在住しているのであるから、わたしはゲーテや、シラーや、ヴィーラントやリストの住んでいたワイマールのような、芸術的香気の高い地区にしてみたいと夢みた。 ・そうした夢の設計が、どの程度にまで実現するか、それともしないか、神様でないわたしには分からない。でも、わたしには夢みるものがあるのでなければ、わたしは区長なんかになっているのはいやだ。 ・天下国家をいうまえに、わたしはまずわたしの住む町を、民主的で文化的な、楽しく住み心地のよい場所につくり上げたい。日本の民主化はまず小地域から、というのがわたしの平生からの主張なのである。(本文より) 〔カバー・表紙デザイン〕成田圭祐(Irregular Rhythm Asylum) 著者プロフィール 新居 格 (ニイ イタル) (著/文) 徳島県板野郡斎田(現鳴門市)生まれ。徳島中学、七高を経て、東京帝大を卒業後、読売、大阪毎日、東京朝日の各新聞社で活躍。退社後、数多くの雑誌に執筆し、作家、評論家としての地位を築く。創作集『月夜の喫煙』をはじめ、著作も相次いで刊行。「左傾」「モボ」「モガ」などの時代の流行を上手く捉えた造語を生み出す。 20年代半ばからはアナキズム陣営の先頭に立って評論活動を行う。また、協同組合運動(生活協同組合で知られる賀川豊彦は従兄弟)にも積極的に関与したほか、バール・バック『大地』を翻訳するなど、幅広い活動を見せた。時代が悪化する中でも、できる限り戦争協力は避け、あえて街や暮らしなどの日常を書くことで、ささやかな抵抗を試みた。敗戦を迎えたのは疎開先の伊豆長岡。 戦後すぐ東京西部協同組合連合会の理事長に就任したほか、日本ペン・クラブの創設では中心的役割を演じる。47年、日本一の文化村を目指して杉並区長に立候補し、当選。しかし、健康がすぐれず、また区議会や行政に失望してわずか1年で辞任。その後も病魔と闘いながら文筆活動を精力的に続けるも、51年に脳溢血のため永眠した。享年63。 関連リンク 世界の杉並区ーわたしの文化設計/新居格 上記内容は本書刊行時のものです。 新刊『新居格 随筆集 散歩者の言葉』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/83128890
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空気の日記 23人の詩人が綴ったコロナ禍のリレー日記365日
¥2,420
著者 新井 高子 (著),鈴木 一平 (著),ジョーダン・A.Y.スミス (著),田中 庸介 (著),田野倉 康一 (著),永方 佑樹 (著),藤倉 めぐみ (著),文月 悠光 (著),松田 朋春 (著),三角 みづ紀 (著),峯澤 典子 (著),石松 佳 (著),宮尾 節子 (著),山田 亮太 (著),四元 康祐 (著),渡辺 玄英 (著),覚 和歌子 (著),柏木 麻里 (著),カニエ・ナハ (著),川口 晴美 (著),河野 聡子 (著),さとう 三千魚 (著),白井 明大 (著) 発行:書肆侃侃房 A5判 464ページ 並製 紹介 23人の詩人が綴ったコロナ禍のリレー日記365日 コロナ禍の1年間、休むことなく書き続けた詩人たちの日記はリアルで、詩的で、いつまでも心に残り続ける。 この時にしか書けなかった貴重な記録です。 【呼びかけメールより】 未曾有の事態なので様々な出来事は記録されていきますが、人々の感情の変化の様子をしっかり留めておくべきではないかと思いました。 そこで、詩人のみなさんと手分けして『空気の日記』をつけていきたいと思いつきました。 その日の出来事とその時の感情を簡潔に記していく輪番制の日記です。 せっかくなので詩のかたちで書けるといいなと思います。空気の叙事詩。 著者プロフィール 松田朋春 (マツダトモハル) (著/文) プランナー。詩人。グッドアイデア株式会社代表取締役。多摩美術大学、東京理科大学非常勤講師。株式会社ワコールアートセンター/スパイラル シニアプランナー。グッドデザイン賞審査委員歴任。ポエトリーコレクティブ「oblaat」代表世話人。著書に『ワークショップー偶然をデザインする技術』(共著、宣伝会議)、『わたしの犬退治』『エアリアル』(ポエムピース)など。 新井高子 (アライタカコ) (著/文) 神奈川県横浜市在住。詩集に『タマシイ・ダンス』(小熊秀雄賞、未知谷)、『ベットと織機』(未知谷)など。編著に『東北おんば訳 石川啄木のうた』(未來社)。企画制作した映画に『東北おんばのうた ――つなみの浜辺で』(監督・鈴木余位、山形国際ドキュメンタリー映画祭2021アジア千波万波部門入選)。評論に『唐十郎のせりふ――二〇〇〇年代戯曲をひらく』(幻戯書房)。アイオワ大学国際創作プログラム2019招待参加。詩誌『ミて』編集人。 石松佳 (イシマツケイ) (著/文) 1984年生。2019年第57回現代詩手帖賞受賞。2021年第71回H氏賞受賞、同年第57回福岡県詩人賞受賞。2022年第46回福岡市文化賞受賞。 覚和歌子 (カクワカコ) (著/文) 作詞家。ポップス、合唱曲、校歌などこれまでに数百編を作詞。2001年映画「千と千尋の神隠し」主題歌の作詞でレコード大賞金賞、第25回日本アカデミー賞協会特別賞(主題歌賞)。詩集「ゼロになるからだ」、自唱CD「ベジタル」など著作多数。脚本、舞台演出、映画監督、絵本創作、翻訳など、活動は多岐。米国ミドルベリー大学で教鞭をとる。都内目黒、山梨県北杜市にて執筆。 柏木麻里 (カシワギマリ) (著/文) 詩人。第三十三回現代詩手帖賞受賞。詩集『蝶』(思潮社、二〇二〇年)の詩により第四回国際微詩賞銀賞受賞。他に詩集『音楽、日の』『蜜の根のひびくかぎりに』(共に思潮社)、美術書『かわいいやきもの』『もっと知りたいやきもの』(共に東京美術)などの著書がある。二〇二〇年まで出光美術館に学芸員として勤務。ストルガ国際詩祭、プリンストン・フェスティバルなど国際芸術祭への招待参加多数。千葉県市川市在住。 カニエ・ナハ (カニエナハ) (著/文) 詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー、2015年エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉、2016年詩集『用意された食卓』(2015)で第21回中原中也賞。近年の詩集に『メノト』(2021)、『九月十月十一月』(2020)、『CT』(2020)等、主な参加展に「謳う建築」(WHAT、2020)、「さいたま国際芸術祭2020」(さいたま市、2020)、「MOTサテライト2017 春 往来往来」(東京都現代美術館、2017)等。詩を軸にさまざまな活動を行っている。 川口晴美 (カワグチハルミ) (著/文) 福井県小浜市出身、東京在住。最新詩集『やがて魔女の森になる』(思潮社)。他に、詩集『半島の地図』(第10回山本健吉文学賞)、『Tiger is here.』(第46回高見順賞)など。いくつかの大学で非常勤講師をつとめているので、二〇二〇年度春いきなり遠隔授業をしなければならなくなって大変だった。大学によって方針もシステムも微妙に違うのがしんどい。「空気の日記」の頃は渋谷区神宮前に住んでいた。二〇二二年一月世田谷区に転居。 河野聡子 (コウノサトコ) (著/文) 詩人、書評家。ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA代表。「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」メンバー。詩集に『時計一族』(思潮社) 『やねとふね』(マイナビ出版)『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』(いぬのせなか座)。 さとう三千魚 (サトウミチオ) (著/文) 秋田県雄勝郡羽後町生まれ。Webサイト「浜風文庫」運営。https://beachwind-lib.net 詩集「はなとゆめ」2014年無明舎出版、「浜辺にて」2017年らんか社、「貨幣について」2018年書肆山田、「山崎方代に捧げる歌」2020年らんか社。 白井明大 (シライアキヒロ) (著/文) 沖縄→山陰。2004年、第1詩集『心を縫う』(詩学社)を上梓。『生きようと生きるほうへ』(思潮社)で丸山豊記念現代詩賞。『日本の七十二候を楽しむ ─旧暦のある暮らし─』(増補新装版、絵・有賀一広、角川書店)が静かな旧暦ブームを呼び、30万部超のベストセラーに。『いまきみがきみであることを』(画・カシワイ、書肆侃侃房)、『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』(草思社)ほか著書多数。近著『着雪する小葉となって』(思潮社)。 鈴木一平 (スズキイッペイ) (著/文) 1991年、宮城県生まれ。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に第一詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。新宿区・高田馬場の自宅にて制作した。 ジョーダン・A・Y・スミス (ジョーダンスミス) (著/文) 主に神楽坂で執筆する詩人、翻訳家、文学・翻訳の研究者(元准教授)。代表作『SYZYGY・朔望』2020年出版。詩歌xテクノロジー集団「コエム」の創始者。BBCラジオの詩作冒険番組に出演とプロデュース(2019年共著詩集『樹海詩集:森の入口』として出版)。共著チャップブック詩集『√IC: Redux』(共著者:カニエ・ナハ、永方佑樹)。「Tokyo Poetry Journal」編集長。翻訳者として吉増剛造、古川日出男、三木悠莉、三角みづ紀、文月悠光などの英訳も行う。UCLA、城西、上智、早稲田などで教鞭を執った経験を持つ。 田中庸介 (タナカヨウスケ) (著/文) 詩人、細胞生物学者。1969年東京生、詩誌「妃」主宰。詩集に『山が見える日に、』『スウィートな群青の夢』『モン・サン・ミシェルに行きたいな』『ぴんくの砂袋』(詩歌文学館賞)。本作は東京・西荻窪から東京・久我山へと、家族とともに転居する前後に書かれた。京都やヴァーチャル空間への出張も多数。細切れの時間をめまぐるしく生きているが、コロナ対応によって多数の社会的役割が一つに統合されていく不思議さを感じた。 田野倉康一 (タノクラコウイチ) (著/文) 1960年東京生まれ。2002年、詩集『流記』にて第13回歴程新鋭賞受賞。単行詩集5冊、現代詩文庫、共著4冊、編書1冊、その他展覧会図録多数。「洗濯船」同人。 永方佑樹 (ナガエユウキ) (著/文) 藤沢市片瀬在住。2019年詩集『不在都市』で歴程新鋭賞、2012年詩と思想新人賞を受賞。執筆活動の他、水等の自然物やテクノロジーを使用し、詩を立体的に立ち上げる立体詩を国内外で展開(仏サン・レミ美術館、SCOOL等)。近年ではサウンドアートプロジェクト「GeoPossession声のトポス」のキュレーション等、環境や社会を詩の眼差しで解体し、詩的思考で操作したテクノロジーで体感可能な形に再構築する、詩表現の新たな形態・方法を提案している。 藤倉めぐみ (フジクラメグミ) (著/文) 俳優、詩人。神奈川県藤沢市出身。大分県耶馬渓町在住。ラジオ等の声を使った表現を中心に活動した後、舞台演劇に活動の場を移しダンス作品にも出演。ソ・ヒョンソク、ハイネ・アヴダル&篠崎由紀子、ユン・ハンソルら海外アーティストのサイトスペシフィック作品に多く出演。2017年に耶馬渓町に移住後、本格的に詩作を行う。「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」にて詩を提供し朗読のパフォーマンスも行う。 文月悠光 (フヅキユミ) (著/文) 詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(ちくま文庫)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。詩集に『わたしたちの猫』(ナナロク社)など。エッセイ集に『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)。「空気の日記」を執筆した場所は東京。当時の恋人のアパート/自宅マンションで書きました。 三角みづ紀 (ミスミミヅキ) (著/文) 北海道札幌市在住。一九八一年鹿児島生まれ。大学在学中に現代詩手帖賞、第一詩集で中原中也賞を受賞。第二詩集で南日本文学賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的に行い、多くの国際詩祭に招聘される。一カ月の間、欧州を旅して執筆した第五詩集『隣人のいない部屋』で萩原朔太郎賞を受賞。代表詩篇は翻訳されアメリカ、メキシコ、フランスをはじめ他国でも紹介されている。二〇二〇年に第八詩集『どこにでもあるケーキ』をナナロク社より刊行。 峯澤典子 (ミネサワノリコ) (著/文) 一九七四年茨城県生まれ。二〇〇八年、月刊誌「ユリイカ」の詩の投稿欄の新人に選ばれる。二〇一四年、第二詩集『ひかりの途上で』でH氏賞受賞。そのほかの詩集に『水版画』(二〇〇八年)、『あのとき冬の子どもたち』(二〇一七年)、『微熱期』(二〇二二年)。翻訳書に『ヌーヌーとフローレンス』『ヌーヌーサーカスへいく』など。『空気の日記』の執筆場所は東京都杉並区。 宮尾節子 (ミヤオセツコ) (著/文) 高知県出身。飯能市在住。2014年、SNSで公開した詩「明日戦争がはじまる」の拡散で各種メディアで話題になる。既刊詩集『かぐや姫の開封』『妖精戦争』『ドストエフスキーの青空』『恋文病』『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』など。各所で朗読・講演・ワークショップを行う。また国会前や野外ロックフェス、ライブハウス等で音楽家とのコラボによるポエトリーライブも展開中。近刊詩集『女に聞け』が話題に。新刊に切り絵詩集『牛乳岳』がある。第10回現代詩ラ・メール賞を受賞。 山田亮太 (ヤマダリョウタ) (著/文) 東京都在住。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社、小熊秀雄賞)、『誕生祭』(七月堂)。共著に『猫と一緒に外国へ行く』(TOLTA)、『新しい手洗いのために』(素粒社)など。TOLTAメンバー。模範的東京都民なので「空気の日記」期間中は都道府県をまたぐ移動は自粛しほぼ東京にいたが、一度だけ北海道へ行った。12月9日の日記はそのときの記。 四元康祐 (ヨツモトヤスヒロ) (著/文) 一九五九年生まれ。詩集に『フリーソロ日録』、小説に『偽詩人の世にも奇妙な栄光』、翻訳に『月の光がクジラの背中を洗うとき 48か国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』など。最新刊は詩文集『龍に呑まれる、龍を呑む―詩人のヨーロッパ体験』(港の人)。 渡辺玄英 (ワタナベゲンエイ) (著/文) 福岡市中央区在住。サブカルチャーの「弱い、呟きのコトバ」を用いた詩集『海の上のコンビニ』(00年)で注目された。詩集『火曜日になったら戦争に行く』(05)は〈セカイ系詩〉として現代詩の外部でも話題になり、吉本隆明に「「無」の状態から意味論的に脱出しようという意図が感じられる」と評価される。この他『現代詩文庫 渡辺玄英詩集』(16年)や『星の(半減期 』(19年)等。「現代詩手帖」や読売新聞(西部版)の詩時評を担当した。 上記内容は本書刊行時のものです。
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貨幣について
¥2,640
著者 さとう 三千魚 出版社: 書肆山田 サイズ:21cm/101p 昼に 門前仲町の 日高屋で 生中と空豆を食べた 生中が三一〇円 空豆が一七〇円−。「貨幣」という主題に対して生活から挑んだ詩集。2016年10月〜2017年7月にWEBサイト『浜風文庫』に掲載した詩を纏める。【「TRC MARC」の商品解説】
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山崎方代に捧げる歌
¥2,200
著者 さとう 三千魚 出版社: らんか社 サイズ:19cm/73p 「ゴンチチの ロミオとジュリエットを聴く 今夜も 聴く どうなんだろう 恋人のために毒をのめるのか 短剣をさせるのか」 詩集。各詩篇冒頭に山崎方代の短歌も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】 著者等紹介 さとう三千魚[サトウミチオ] 1958年、秋田県雄勝郡羽後町生まれ。Webサイト「浜風文庫」運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)