SHOSHI NEKO NI ENGAWA LINE UP
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【新刊】ジドウケシゴム(第3刷)
¥1,700
発行日:初版第3刷 2024年2月6日発行(100部)もえぎ色 サイズ:B6/138P 発行所:冊子のヨベル 版画:よしのももこ 組版:古屋淳二(虹霓社) よしのももこさんによる1st小説・私家版『ジドウケシゴム』 芥川賞作家・山下澄人さんによるコメント。 「…ずいぶんわたしたち寄りではあるけれど、わたしたちとは根本的に違うもの、の目線。よしのさんは無謀にもそれをここに書こうと書いた。そもそも人間には不可能なことを、なけなしのそうぞうりょく、だけを道具に言葉にしようとこれを書いた。…」 コメント全文はこちらから読めます。 http://sasshinoyoberu.tamakkosan.com/ 2023年9月発売の【新刊】土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)とあわせてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79135385
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【新刊】土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)
¥1,600
『土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)』 土民生活流動体著 よしのももこ編 虹霓社の新レーベル「NIJI BOOKS」より刊行 以下、虹霓社の商品紹介より ぐるぐる迷走していた首都での暮らしから〝バックレ〟て、家族とともに離れ小島へ流れ着いた「わたし」は、トットちゃんのトモエ学園、ルイス・ミショーのナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア、大杉栄の「鎖工場」、中島正の自給農業、石川三四郎の土民生活などを日々の生活に織り込み、都会では起こりようもない出来事に振り回されながら、徐々に〝生きている〟を取り戻していく。 「積極的にバックレたい。できてるフリをするよりできなさを体感したい。できないならできない者としての生活をガチでやりたい。都会がダメで田舎がすばらしいとかじゃない。自給自足がどうのこうのとかでもない。ただ、毎日の生活に読めなさを取り戻して、《生きている》のままならなさに日々驚いていたい!」(本文より) 限定50部の私家版【新刊】ジドウケシゴム(第2刷)とあわせてどうぞ。 https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79285048
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【新刊】自費出版『ねこのねえ』(サイン入り)
¥1,650
文・絵:坂本千明 デザイン:松本裕子 発行者:坂本千明 発行年(第1刷):2022年3月17日 サイズ:148x148mm仕様:並製本/フランス表紙/32p *現在の販売は第6刷となります *坂本さんより、制作費を除いた売り上げの一部が犬猫の保護活動への寄付されます。 これまでの寄付のご報告はこちらでご覧いただけます。 → https://sakamoto5.exblog.jp/32561586/ 著者プロフィール 坂本 千明(Sakamoto Chiaki) イラストレーター。青森県出身。 東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程卒業。 大学在学中よりイラストレーターとして活動を始め、2009年より紙版画の手法を用いる。 2014年から私家本として制作していた『退屈をあげる』を2017年10月に青土社より新装版として刊行。 絵本『おべんとう たべたいな』(2018年/岩崎書店) 絵本『ぼくはいしころ』(2020/岩崎書店) 『ねこのねえ』(2022/自主制作) 松尾スズキ「人生の謎について」挿画制作、 斉藤和義『55 STONES』アルバムジャケットの版画制作など。 黒猫姉妹のかたわれ煤と新入り宵と東京在住。 (坂本千明さんブログより転載) https://sakamoto5.exblog.jp/
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【新刊】猫の病気のサインがわかる図鑑 ~体調不良や痛みを見逃さないために
¥2,222
猫の病気のサインがわかる図鑑 ~体調不良や痛みを見逃さないために 服部 幸(監修)ねこねっこ(構成) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ11mm 重さ 220g 160ページ 並製 紹介 猫は、不調や痛みを隠したがる動物です。 それゆえ病気の発見が遅れがちで 動物病院を訪れる頃には すでに病気が進行してしまっていた ということが多々あります。 そこで本書では、猫の見た目や行動から 発せられるSOSのサイン(症状)と そのサインから考えられる原因を 全ページカラーで読みやすくまとめました。 「ちょっと変?」「いつもと違う」と いち早く気づいて行動に移すために。 とくに命に関わる事態を見逃さないために。 さっと手に取って異変を確認する 1冊としてご活用ください。 この図鑑が、猫の苦しみと 飼い主さんの後悔を減らす お守りとなりますように。 目次 序章 愛猫の異変にいち早く気づくために 1章 体の状態・行動 2章 おしっこ 3章 吐く・ウンチ 4章 目・鼻・耳・口 5章 皮膚・毛 に現れる病気のサインを解説 前書きなど ~本書の目的~ この本は、体調不良や痛みを抱えている猫の体から発せられている“SOS”のサイン(症状)と、そこから考えられる原因を、猫といっしょに暮らす方へまとめてお届けする目的で制作しました。 猫は、弱みを見せまいと不調を隠したがる動物です。それゆえ病気の発見が遅れがちで、動物病院を訪れる頃には悪化してしまっていることも多々あります。愛猫の様子から「ちょっと変?」「いつもと違う」といち早く気づいて行動に移せるように。さっと手に取って確認する1冊としてご活用ください。以下、飼い主さんがおさえておきたい3つのポイントです。 1)猫の病気のサインを「知る」 猫の体や行動に現れる異変を具体的に知っておくと、「これは病気かも……」と、疑えるようになります。症状として表に出てくる頃には病気が進行しているケースも珍しくありませんが、早期発見・受診することで治療を施したり、仮に治せない病気であっても進行を抑えたり、苦痛を緩和したりすることにつながります。 2)命に関わる病変を「見逃さない」 「なんか元気ない?」「やせたね」「最近よく吐くね」「これって咳(せき)?」。軽い体調不良だろうと思い込むうちに、急速に命が危ぶまれる状況にまで陥りやすいのが、猫の病気の特徴でもあります。「ちょっと様子を見ていた」ことによって、命運が分かれてしまいます。人の感覚で考えず、「猫にとっては緊急事態」を見逃さないように。 3)必要な情報を獣医師に「伝える」 愛猫の具合が悪い時に「いつもの様子と違う」と最初にわかるのは、獣医師ではなく、一番そばで見守っている飼い主さんです。そして自宅でしかわからない情報は、獣医師が原因を絞って治療へのステップにつなげるための重要な手がかりとなります。動物病院でできるだけ多くのヒントを渡すための「伝え方」も大事です。 版元から一言 猫の不調、とくに命にかかわる病変に いち早く気づいて対応できるようになる情報が、 写真と図解たっぷりに詰まっています。 全ページカラーで、症状ごとに区切った 読みやすくて、くわしい構成の実用書です。 飾りたくなる、かわいい猫のイラストの表紙が目印。 税込2222(ニャンニャンニャンニャン)円。 発売日は、2月22日=猫の日。 著者プロフィール 服部 幸 (ハットリ ユキ) (監修) 「東京猫医療センター」(東京都江東区)院長。「ねこ医学会(JSFM)」副会長。 2005年から猫専門病院の院長を務め、2012年に東京猫医療センターを開院。 2013年、 国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。東京猫医療センターの1年間(2022年)の猫の診察件数は、1万8000件以上。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑 ~誤食と中毒からあなたの猫を守るために
¥2,222
服部 幸(監修)霜田 有沙(イラスト) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ12mm 160ページ 並製 紹介 完全室内飼いが浸透しつつある今、猫も人と同じ空間でさまざまなものに囲まれて暮らすようになりました。そうした背景もあり、猫が本来は口にしない “異物”を食べてしまう「誤食」が、家の中で最も多く起きる重大な事故となっています。 異物は時間が経てば排泄されることもありますが、麻酔をかけて内視鏡で摘出したり、開腹手術が必要になったりすることも、決してめずらしくありません。しかも、飼い主さんが誤食に気づかず、ひっそりと静かに事故が起きているケースが後を絶ちません。 また、人よりもずっと体が小さく、代謝のしくみが異なる動物である猫にとっては有害となる食品や植物、家庭用品もあります。中には犬よりも猫のほうが、中毒症状が強く現れる成分を含む物も。 このように猫には猫の誤食・中毒の特徴があり、さらに人の暮らしの変化に合わせて猫が口にしやすい物も変わってきています。だからこそ、「今の猫の暮らし」に沿った対応が必要になってきています。 そこで本書は、食べると腸閉塞や胃腸障害を起こしやすい家の中の物や、中毒を起こす食品・飲料・観葉植物・花・化学製品等を国内外の調査や報告をまじえて紹介します。 起きてしまった事故に冷静に対応して早めに動物病院で処置を受けることも大切です。しかし、それよりも、何が猫に脅威となるのか知って遠ざけ、誤食・中毒の事故を未然に防ぐのが最善策です。 ーーあなたの猫を、身近にある危険から守るために。 目次 序章 猫の誤食と中毒 ●猫の誤食・中毒の傾向を知ろう ●口にした?と思ったら、状況別の対応を ●誤食時のおもな診断と治療 1章 猫が食べると危ない食品 2章 猫が食べると危ない植物 3章 猫が食べると危ない家の中の物 |誤食編 4章 猫が食べると危ない家の中の物 |中毒編 Column 人が食べるものを与えるなら気をつけたいこと 魚/肉・卵/乳製品/野菜・フルーツ Column 猫に「安全な」植物ってあるの? Column 家庭用殺虫・防虫剤の注意点 Column 室内に潜む危険から猫を守ろう 著者プロフィール 服部 幸 (ハットリ ユキ) (監修) 東京猫医療センター(東京都江東区)院長。JSFM(ねこ医学会)CFC理事。 北里大獣医学部卒。2005年から猫専門病院院長を務める。2012年に東京猫医療センターを開院。2013年、国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。おもな著書に『猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし』(監修・ねこねっこ)、『猫を極める本』(インターズー)など。昨年(2020年)に東京猫医療センターで診察した猫は1万7000匹以上。 霜田 有沙 (シモダ アリサ) (イラスト) 2013年東京造形大学卒業。絵本の1ページのような物語のあるイラストを手掛けている。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】 猫の「がん」 ~正しく知って、向き合う
¥2,299
小林哲也(監修) 発行:ねこねっこ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ8mm 重さ 220g 112ページ 並製 紹介 今や「がん(悪性腫瘍)」は、人だけでなく、猫にとっても、代表的な死因となっています。 その背景には、室内だけで飼う猫の増加によって、感染症や交通事故などで命を落とすケースが減り、平均寿命が伸びていることがあります。こうした高齢化は、猫が家族の一員のように健康管理を受け、最期を迎える日まで大切にされて過ごしている表れですが、一方で、がんにかかる猫が増えるというジレンマが生じています。 ーーでは、もしも愛猫が「がん」になったら? 想像するだけで悲嘆に暮れてしまうという方も、今まさに愛猫が闘病のさなかという方もいるかと思います。がんは最強の部類に入る病気だけに、痛みを言葉にできない猫に寄り添う人の心にも不安が押し寄せます。「何とか救ってあげたい」「できるだけのことをしてあげたい」。だからこそ、必死に情報を集めたくなることでしょう。 しかし、インターネットに飛び交う動物のがんの情報には、犬には当てはまっても猫には当てはまらないものや、効果の確証がまだ得られていない治療法が溢れ、「何が正しく、何が間違っているのか」が大変わかりにくくなっています。ひとたび情報の波に溺れてしまえば、かえって不安が増したり、治せるがんも治せなくなってしまう可能性があります。 このような現状を踏まえて、飼い主さんが猫のがんの正しい知識にアクセスできるようにと考えたのが、本書を制作した目的です。日々がんを患う動物の診療にあたり、有効性の高い治療法の開発にも取り組む獣医臨床腫瘍学の第一人者・小林哲也先生による全面監修のもと、猫のがんの特徴、できる予防と早期発見、検査、根治と緩和の治療法を、図解や写真をまじえて丁寧に解説します。 かけがえのない命と向き合うために。飼い主さんの心の支えとしても、本書を有効に活用していただければ幸いです。 目次 目次(予定) 【1章 猫の「がん」を理解する】 ●猫の「がん」ってどんな病気? ●猫の「がん」ができる部位 【2章 「がん」の発見と診療の流れ】 ●がんを早期に発見・治療するには ●がん診療には3つのステップがある Step1診断 Step2転移・広がり具合・持病の検査 Step3治療 ・自宅でできる健康チェックリスト 【3章 猫がかかりやすい「がん」】 ●猫に多い代表的な5つのがん ●乳がん:2cm以内の早期発見・早期治療がカギ ●リンパ腫:多くのサブタイプがあるリンパ球のがん ●肥満細胞腫:皮膚型と、おもに脾臓にできる内臓型がある ●扁平上皮がん:口の中にできるがんで最も多い ●注射部位肉腫 :注射部位に発生するがん ●その他のがん ・乳がんチェックマッサージ 【4章 猫の「がん」治療を知る】 ●がん治療の基本は三大治療法 ●手術でがんを切り取る「外科療法」 ●がん細胞を薬で攻撃する「化学療法」 ●がん細胞を根絶させる「放射線療法」 ●がんと共存する「緩和治療」 痛みの緩和/栄養サポート/苦しさの緩和 【5章 闘病の不安を和らげるために】 ●~気になることを聞いてみました~ 教えて! 小林先生(回答:小林哲也先生) ●~飼い主さん自身の心のケアを考える~ 愛猫のがん闘病との向き合い方 (インタビュー:中森あづさ先生/日本小動物がんセンター カウンセリング科 科長) ・私と愛猫のがん闘病生活 前書きなど 今や「がん(悪性腫瘍)」は、人だけでなく、猫にとっても、代表的な死因となっています。 その背景には、室内だけで飼う猫の増加によって、感染症や交通事故などで命を落とすケースが減り、平均寿命が伸びていることがあります。こうした高齢化は、猫が家族の一員のように健康管理を受け、最期を迎える日まで大切にされて過ごしている表れですが、一方で、がんにかかる猫が増えるというジレンマを生じています。 ーーでは、もしも愛猫が「がん」になったら? 想像するだけで悲嘆に暮れてしまうという方も、今まさに愛猫が闘病のさなかという方もいるかと思います。がんは最強の部類に入る病気だけに、痛みを言葉にできない猫に寄り添う人の心にも不安が押し寄せます。「何とか救ってあげたい」「できるだけのことをしてあげたい」。だからこそ、必死に情報を集めたくなることでしょう。 しかし、インターネットに飛び交う動物のがんの情報には、犬には当てはまっても猫には当てはまらないものや、効果の確証がまだ得られていない治療法があふれ、「何が正しく、何が間違っているのか」が大変わかりにくくなっています。ひとたび情報の波に溺れてしまえば、かえって不安が増したり、治せるがんも治せなくなってしまう可能性があります。 このような現状を踏まえて、飼い主さんが猫のがんの正しい知識にアクセスできるようにと考えたのが、本書を制作した目的です。日々がんを患う動物の診療にあたり、有効性の高い治療法の開発にも取り組む獣医臨床腫瘍学の第一人者・小林哲也先生による全面監修のもと、猫のがんの特徴、できる予防と早期発見、検査、根治と緩和の治療法を、図解や写真をまじえて丁寧に解説します。 かけがえのない命と向き合うために。心の支えとしても、本書を有効に活用していただければ幸いです。 版元から一言 臨床獣医腫瘍学の第一人者である小林哲也先生 (日本小動物がんセンター センター長)による全面監修のもと 猫のがん(悪性腫瘍)を丁寧に解説しています。 フルカラーで図版やイラスト、写真をたくさん使い、 飼い主さんにもわかりやすい一冊となっています。 エビデンスに基づいた正しいがんの知識を、 愛猫のために役立ていただければ幸いです。 著者プロフィール 小林哲也 (コバヤシテツヤ) (監修) 公益財団法人日本小動物医療センター付属 日本小動物がんセンター センター長。一般社団法人獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)代表理事。乳がんで苦しむ猫をゼロにするプロジェクト「キャットリボン運動」を展開し、獣医師・飼い主さんに向けて猫の乳がんの正しい知識の普及啓発を行っている。 <経歴> 2001年:米国獣医内科学専門医(腫瘍学)として認定(日本人第1号) 2002年4月~日本獣医生命科学大学非常勤講師 2011年~日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS) 代表理事 2014年~ねこ医学会(JSFM)理事 2015年~アジア獣医内科学専門医(小動物) 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り
¥2,222
江本宏平(監修)入交眞巳(特集監修)ねこねっこ(構成) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ13mm 重さ 250g 176ページ 紹介 室内で暮らす猫の寿命は伸び続け、平均寿命を調べた統計では、いよいよ16才を超えました。そんな「猫も高齢化」の時代、動物愛護の機運の高まりもあり、年を重ねた猫を最期まで大切にお世話する考え方も定着しつつあります。 ※16.22才。一般社団法人ペットフード協会「令和3年 全国犬猫飼育実態調査」より その一方で、猫が老化や重い病気で十分に体を動かせなくなってきてからの自宅でのケアの情報や介護サービスの普及が追いついていない課題があります。とりわけ猫は、見慣れぬ人や環境を苦手としやすい気質から、他者へお世話を頼りにくい動物です。動物病院で検査や治療を受けさせながらも、自宅では「食べてくれない」「投薬や看護的なケアに抵抗する」姿を前に心をすり減らし、何とかできないかと手探りで対応する。そのような方々の迷いや悩みが、インターネット上でも散見されます。 近づくお別れを覚悟して悲しみに暮れながら過ごす方もいれば、終わりが見えない介護に疲れ切ってしまう方もいます。本書の制作も、実際に愛猫の看取りを経験した飼い主さんたちからの強い要望が、きっかけとなっています。 --この本を出版する目的は、大きく2つあります。 1つめの目的は「支え」です。今、まさに愛猫を介護している方に実践的な情報を丁寧にお伝えし、精神面をサポートできたらと考えています。 本書は、在宅での緩和ケア・ターミナルケアに心血を注いできた往診専門の獣医師・江本宏平先生による監修のもと、介護の具体的な“方法”と介護期の猫との“向き合い方”をまとめています。猫の看取りに直面する飼い主さんと対話し、心に寄り添ってきた獣医師によるアドバイスは、きっと猫と人の双方にとって力強い支えとなるはずです。 さらに、夜鳴きやトイレ以外での排泄といった問題行動、認知症のような症状など、飼い主さんが追い詰められやすい高齢猫の困りごとを特集しています。獣医行動学のスペシャリスト・入交眞巳先生をアドバイザーに迎え、これらの行動の理由や対応をくわしく解説します。 2つめの目的は「備え」です。健康な猫の飼い主さんや、これから猫を迎えたいと検討中の方も、ぜひ一度、老化や病気で弱っていく未来の猫の姿と、介護にあたるご自身・家族の姿を想像してみてください。そして、その時が訪れるまでの準備に、本書をご活用いただければ幸いです。 【目次】 序章 猫の介護 1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート 2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴 3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話 4章 様子を見てはいけない症状 5章 緩和ケアと薬の飲ませ方 6章 ターミナルケアと最期の日々 ★特集 どう向き合えばいい? 夜鳴き&排泄の失敗トラブル 悩ましい高齢猫の問題行動と認知症 アドバイス:入交眞巳(米国獣医行動学専門医) 目次 序章 猫の介護 1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート 2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴 3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話 4章 様子を見てはいけない症状 5章 緩和ケアと薬の飲ませ方 6章 ターミナルケアと最期の日々 ★特集 どう向き合えばいい? 夜鳴き&排泄の失敗トラブル 悩ましい高齢猫の問題行動と認知症 アドバイス:入交眞巳(米国獣医行動学専門医) 著者プロフィール 江本宏平 (エモトコウヘイ) (監修) 往診専門動物病院 わんにゃん保健室 院長。高齢動物医療福祉協会 代表理事。 日本・アメリカ・カナダで獣医療を経験し、2017年に往診専門の動物病院を開院。 往診獣医師として、慢性疾患等に苦しむ犬猫と飼い主さんに寄り添い、 在宅での緩和ケアやターミナルケアをサポートしている。 ペットの看取りに関する情報発信も積極的に行っている。 Instagram @koheiemoto 入交眞巳 (イリマジリマミ) (特集監修) 米国獣医行動学専門医。どうぶつの総合病院 行動診療科主任。 東京農工大学 特任講師。ねこ医学会(JSFM)学術理事。 同居する愛猫は、Fluffyくん(愛称:フラの助)。 天国組は、海の進くん&小太郎くん。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし
¥1,980
服部 幸(監修)Riepoyonn(写真)ねこねっこ(構成) 発行:ねこねっこ 四六判 縦188mm 横134mm 厚さ19mm 176ページ 上製 紹介 2020 年から施行される改正動物愛護管理法に、マイクロチップの装着義務、完全室内飼いでご長寿化、相次ぐ災害で必要になる猫を連れた同行避難......。「猫ブーム」を経て、今、猫の暮らしは大きく変わっています。本書は、そんな時代に猫と人がこれからもいっしょに幸せに生きていくために「猫を迎える前」から、あるい は「迎えてから」でも知っておきたい知識をもふもふぎゅっと詰め込んだ“令和版“のねこ生活ガイドブックです。 監修は、東京猫医療センターの服部幸院長。猫の暮らしや健康・病気の最新情報をもとにアドバイスいただき、さらに飼い主さんも知っておきたい動物愛護管理法の改正ポイントもまとめました。Instagram で大人気の癒しの 3 匹”アメカヌちゃん”&そらくんの姿もヒントに、「猫と人のこれからの暮らし」をいっしょに考えてみませんか? *本書の売り上げの1冊あたり22(にゃんにゃん)円を犬猫のための福祉活動へ寄付します。 *ハードカバー製なので、猫好きさんへのプレゼントにも。 <おもな内容> *各章で「動物愛護管理法改正のポイント」も紹介しています。 1のおねがい 丸ごと知ってね、わたしのこと ・法律で見ると、人と暮らす猫は「家庭動物」 ・ 保護猫、地域猫、ノネコ...。みんなイエネコ ・ライオンやチーターよりも、新しい種族です ・「動物愛護」も人によって感じ方が違う etc. 2のおねがい 「迎えよう」の前に考えてね ・平均寿命15才超え。お金はかなりかかる? ・STOP多頭飼育崩壊! 大好きなら不妊・去勢 ・猫を迎える方法に「譲渡」もあります ・購入する場合、信頼できる販売元か見極めて ・スコだけじゃない。遺伝性の病気を知ってね ・飼わなくたって、伝えられる愛もある etc. ◦エッセイ 「おうちの中で 愛しい猫たちと暮らすこと」 文・Riepoyonn(たむらりえ) 3のおねがい おうちで、楽しく暮らしたい ・「5つの自由」は、ぜったいに守ってね ・猫のための「環境エンリッチメント」って? ・そのトイレ、使っちゃいるけど好きではない ・おいしいものを、狩りっぽく食べたい ・こわ~いマダニやフィラリアにもご用心! ・最近の猛暑は、猫にもしんどい ・解熱剤、ユリ...。身近な “ 毒物 ” が命取りに etc. 4のおねがい ずうっと、離れたくない ・はぐれちゃっても、また会いたいから ・「同行避難」のために、あなたができること ・最期を迎えるその日まで、寄り添って etc. 目次 <目次> 1のおねがい 丸ごと知ってね、わたしのこと ・法律で見ると、人と暮らす猫は「家庭動物」 ・ 保護猫、地域猫、ノネコ...。みんなイエネコ ・ライオンやチーターよりも、新しい種族です ・人との共生は「いいとこ取り」で始まった ・歴史の中で、猫の “ 見え方 ” も変わってきた ・「動物愛護」も人によって感じ方が違う ・夜行性というより、「薄明薄暮性」なんです ・体のつくりも、狩り仕様になってます ・強気と弱気は、表裏一体! 複雑なキモチ 2のおねがい 「迎えよう」の前に考えてね ・思い通りにはならないし、問題も起こるかも ・対応困難なほどの問題行動もあったりする ・平均寿命15才超え。お金はかなりかかる? ・責任を持って一生飼える? よく考えてね ・STOP多頭飼育崩壊! 大好きなら不妊・去勢 ・不妊・去勢手術は、猫のためにもなるんです ・猫を迎える方法に「譲渡」もあります ・子猫もいいけど、おとなの魅力もありますよ ・購入する場合、信頼できる販売元か見極めて ・その純血種、あなたの暮らしに向いてる? ・スコだけじゃない。遺伝性の病気を知ってね ・多頭飼育するなら、猫同士の相性は大事 ・飼わなくたって、伝えられる愛もある ◦エッセイ おうちの中で 愛しい猫たちと暮らすこと 文・Riepoyonn(たむらりえ) 3のおねがい おうちで、楽しく暮らしたい ・長生きを願うなら、完全室内飼いで! ・「5つの自由」は、ぜったいに守ってね ・猫のための「環境エンリッチメント」って? ・なわばりが守られた空間で安心したい ・運動も休憩も観察もできる「高さ」がほしい ・そのトイレ、使っちゃいるけど好きではない ・犬以上に肉好き。お魚だけでは生きられない ・おいしいものを、狩りっぽく食べたい ・飲み方には、こだわりがあるんです ・コミュニケーションは、猫らしい感じで ・不安も安心もシゲキも、ニオイから ・ネズミ捕り名人もいれば、鳥好きもいます ・動物病院は苦手だけど、病気は困るから... ・春) こわ~いマダニやフィラリアにもご用心! ・夏 )最近の猛暑は、猫にもしんどい ・秋 )食欲止まらなくて、ついぽっちゃり ・冬 )寒さに乾燥。体調悪化シーズン! ・巻き爪は痛いから、爪切りはしておこう ・腎臓病予防にも? できるなら歯磨きを ・解熱剤、ユリ...。身近な “ 毒物 ” が命取りに 4のおねがい ずうっと、離れたくない ・はぐれちゃっても、また会いたいから ・「同行避難」のために、あなたができること ・猫の避難用品は「持ち出せるか」まで考えて ・最期を迎えるその日まで、寄り添って ◦巻末資料 「動物の愛護及び管理に関する法律」のおもな改正内容 (2019) *1~4のおねがいの各章で、「動物愛護管理法改正のポイント」も紹介しています。 前書きなど 柔らかくって、美しくって、どこから見ても愛らしい。自分本位なようで、そっと心を寄り添わせてくれる。古くから人のそばに生きる身近な動物として、猫は世界中で愛されています。 日本では、2017年に犬の飼育数を上回り(※)、「最も人気のあるペット」の座に。大切な家族の一員として、健康と長生きを願う声も広く浸透しました。 ※ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」より しかし、飼い主のいない猫をめぐるトラブルや、行き場を失って命を落とす猫たちの問題も、いまだ並行して起こっています。また、猫を過剰に繁殖させてしまう「多頭飼育崩壊」の増加や、相次ぐ災害での「猫の同行避難」の可否など、人の社会とも深く関わる新たな課題も見えてきました。 そして2019年には、「改正動物愛護管理法」が成立。2020年6月から段階的に施行されていきます。今後、猫に癒されたり、大切に想う気持ちだけではなく、習性を正しく知ったうえでのお世話が、ますます必要になるでしょう。 目まぐるしく変わる人の暮らしの影響を受けて、猫が置かれた環境も変化していく。時代の大きなうねりの中で、猫という動物そのものに対する価値観も、多様化しています。 そんな激動の「今」にいる猫と人が、「未来」に向けて、絆を切らすことなく生きていくためには? 答えは、猫を大好きな一人一人が、猫の幸せを考え抜いた先にあるような気がします。 そこで、「今の時代に合った形で、迎える前から知っておきたい知識や飼い方を丸ごとまとめたガイドブック」というイメージで、本書を作りあげました。 猫の健康や病気、生活などの最新データや情報をもとに「東京猫医療センター」の院長・服部幸先生にアドバイスをいただき、さらに改正法のポイントも加えています。本書が「猫と人とのこれからの暮らし」を考えるきっかけになれば幸いです。 ーー幸せな暮らしを、これからもずっと。 版元から一言 はじめまして。猫の本 専門出版【ねこねっこ】です。第1冊目の本として『猫からのおねがい ~猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし』をリリースいたします。 ふわふわであたたかくて。自分本意だけれど、ふとしたときに心をときほぐしてくれる。 そんな多くの人が、特別な愛着を抱く動物「ねこ」。近年は犬の飼育頭数を上回り、 室内の環境で家族のように大切にされて、長生きをする猫も増えてきました。 一方で、ストレス等に由来する問題行動、高齢化だからこそかかりやすい病気、 新たな感染症なども見られるように。また、外の過酷な環境や殺処分等により 命を落とす猫の数は減ってはきてはいるものの、まだ “ 解決 ” には遠く さらには貧困や孤立化といった人の社会の課題が、猫にも影響するようになりました。 「猫ブーム」を経て、多様化する価値観の中で、猫の暮らしも変わっていく。 こうした時代の中で、人と猫が、未来へ向けてよりよい関係を築いていくためには? ねこねっこは、猫を取り巻く「今」を見つめながら、出版活動を通じて、 たくさんの方たちと、この先を考えていきたいと思っています。 これから、よろしくお願いいたします。 著者プロフィール 服部 幸 (ハットリ ユキ) (監修) はっとりゆき。「東京猫医療センター」(東京都江東区)院長。「ねこ医学会(JSFM)」CFC理事。2005年から猫専門病院長を務める。2012年に東京猫医療センターを開院し、翌年、国際猫医学会(ISFM)からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。 Riepoyonn (リエポヨン) (写真) Rieopyonn(たむらりえ)。神奈川県在住の愛猫家。最愛の猫「みかん」との出会いをきっかけにinstagramを始め、世界中の猫好きを魅了する。現在は、おにいちゃん猫の「そら」と、きょうだい猫「アメリ」「カヌレ」の3匹の元保護猫を家族に迎え、その姿を愛情いっぱいに撮り続けている。 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】新居格 随筆集 散歩者の言葉
¥2,200
新居格 随筆集 散歩者の言葉 新居 格(著/文)荻原魚雷(編集) 発行:虹霓社 B6変判 縦167mm 横128mm 厚さ16mm 246ページ 並製 新刊『杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79249366 紹介 戦後初の杉並区長として知られる新居格 随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選 戦後初の杉並区長として知られる新居格(にい いたる)。著作リストが作れないほど多くの随筆や評論、批評を遺したものの、代表作と呼ばれるような作品もなく、『杉並区長日記』(弊社刊)と翻訳書(パール・バック『大地』等)を除いて新刊で読める本はない。 アナキストを自称し、議論を嫌い、知識人や文化人と呼ばれることを恥じ、戦時中も市井の人々や日々の生活を大切に生きた新居。そんな新居と同じく、散歩と読書をこよなく愛する高円寺の文筆家・荻原魚雷が、時に弱音や愚痴をこぼす彼の随筆を厳選、今の時代に蘇らせる。42の随筆と1つの詩を収めた名随筆集が誕生。 【本文表記:新漢字、旧かなづかい】 「注文に応じて書いてきたような短文は後世に残りにくい…没後もずっと読み継がれるような作家なんて、文学史の中でも一握りしかいない。だけど、一握りからこぼれた作家にも素晴らしい文章を書く人はいる。新居格もそのひとりであろう。」 (荻原魚雷・編者解説「高円寺の新居格」より) 目次 (詩) 自由人の言葉 爽やかな海景 性格破産者の感想 モダンガールの心臓 大地震の思ひ出 正月 春の淡彩 微涼を求めて 冬日独語 散歩者の言葉 小さな喜び 雑草の如く 断想 生活の錆 或る日のサローンにて 五月と読書生 時間 街と同盟する言葉 世界的なもの 批評家の生活 街の銀幕 林檎畠にて 鮒を釣る卓 凡人私語 晴日の書窓にて 或る日に思ふ 生活の楽しさ 人生老い莫し 貧民の叡智 小さな世界 旅する心 燕雀の志 春に考へる 書斎の春 順境・逆境 本と読書との好み 金について 眠むれぬ或る夜 菜園 散歩の哲学 高円寺にて 新生日本の姿 編者解説 高円寺の新居格(荻原 魚雷) 版元から一言 2017年に『杉並区長日記 地方自治の先駆者 新居格』を復刊(旧版は1955年)したのですが、それまで新刊で購入できる新居の著書はパール・バック『大地』(新潮文庫)の翻訳本しかありませんでした。多くの随筆や評論を遺したにもかかわらず、です。『杉並区長日記』はおかげさまで多少の評判にはなり、忘れられていた「新居格」という人物に注目していただくきっかけにはなりました。それはとても喜ばしい反面、1年にも満たない区長時代のみにスポットが当たってしまうことに少なからず違和感はありました。ならば次は随筆を復刻しよう、という宿題を自分に課したのです。 そんな思いを抱えていたころ、ブログなどで新居格によく言及していた荻原魚雷さんに出会いました。そこで、思い切って随筆集の企画を相談したところ、快く選者を引き受けていただけることになったのです。虹霓社は田舎暮らしがベースで、「出版社」というより「出版活動」とでも呼ぶべき制作体制ゆえ、刊行までにだいぶ時間がかかってしまいましたが、荻原さんが数ある随筆からじつに魅力的な作品を選んでくださったおかげで、ようやく新居の新たな随筆集が誕生しました。 ぜひ新居の素晴らしい随筆を味わっていただければ幸いです。 著者プロフィール 新居 格 (ニイ イタル) (著/文) 1888(明治21)年、徳島県板野郡(現鳴門市)生まれ。東京帝大卒業後、読売や東京朝日などの新聞記者を経て文筆生活へ。個人の自由を重んじるアナキズムの立場から文芸評論や社会批評を論じる。パール・バック『大地』やジョン・スタインベック『怒りの葡萄』等、多くの翻訳も手がけたほか、「左傾」「モボ」「モガ」など時代の流行を上手く捉えた造語も生み出した。戦後は初の公選杉並区長や生活協同組合の理事長を務めるなど、市井の人々や日々の生活を大切にした。1951年逝去。享年63。主な著書に『季節の登場者』『アナキズム芸術論』『生活の錆』『女性点描』『生活の窓ひらく』『街の哲學』『心の日曜日』『市井人の哲学』『杉並区長日記』など多数。 荻原魚雷 (オギハラギョライ) (編集) 1969年、三重県鈴鹿市生まれ。文筆家。著書に『中年の本棚』『古書古書話』『日常学事始』『本と怠け者』『古本暮らし』ほか、編者をつとめた本に梅崎春生『怠惰の美徳』『吉行淳之介ベスト・エッセイ』尾崎一雄『新編 閑な老人』富士正晴『新編 不参加ぐらし』などがある。 上記内容は本書刊行時のものです。 新刊『杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/79249366
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【新刊】杉並区長日記ー地方自治の先駆者・新居格
¥1,760
新居 格(著/文) 発行:虹霓社 B6 新刊『新居格 随筆集 散歩者の言葉』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/83128890 ◉戦後はじめて杉並区民が選んだ区長はアナキスト⁉ 敗戦後の廃墟と混沌の中、日本一の文化村を目指して杉並区の初代公選区長に就任、政治・行政の旧弊打破に挑み、小地域からの民主主義を掲げた破天荒でユニークな〝アナキスト区長〟新居格。彼が目指した理想の地方自治とは。区長在任わずか1年、苦闘の記録が約40年ぶりに待望の復刊。 ◉地方行政・地方自治の先駆者として 忘れられた文筆家・新居を、地方自治・地方行政、まちづくりの視点からの復権を試みた小松隆二氏(慶応大名誉教授)による渾身の書き下ろし小伝「〝地方自治・地方行政の鑑〟新居格の生涯と業績-典型的な自由人・アナキスト」ほか、ユートピアンであった新居の知られざる一面を当事者が綴った大澤正道氏によるエッセイ「新居格と「世界の村」のことなど」の2編を合わせて収録。 目次 Ⅰ 区長日記 区長はスタンプ・マシンなり/文人の眼・官僚の眼/大臣以上の村長さんを/〝陳情政治〟へ思う/面白くない〝登庁〟/苦々しい運動風景/モンテーニュの政治論/開校式の日のこと/映画のプロデュース/役所の建物も生きている/オフィスの裸婦図/自分のことなのに……/ひとりの孤児/愛児のために手をつなごう/〝塵世〟〝浮世〟を体験する/ネクタイを二本結ぶ/正面からくればいいのに/額の文字/明るい手紙/子供の世界/魔法のつえ酵素肥料/区長意識/野外ダンス・パーティ/文学少女のダンサー/ボス、農地視察に赴く/送られた郵便切手/ガラス箱の区議会/区長は読書しなくなる/すぐれた都市計画者/ピエールの意気/緑の世界に和む心/水蒸気の悲劇/接待タバコ/人間愛の行政を/こころのふるさと/「多忙」について/北海道へ旅して/条理に終始すべきか/日曜日/交際費/牛乳屋の李さん/古ぼけた区長会議/新年の挨拶に辞意を……/成年式にのぞんで/ある日の黙想/退職届 Ⅱ 覚え書 はじめに 民主化は小地域からというわたしの持論 政治的蜃気楼 出馬という言葉 世界の杉並区︱わたしの文化設計 ドン・キホーテ黒亜館に赴くこと 助役さんドンキホーテに面喰らうこと 形式に悩まされること 伊原画伯の裸体画をかけること 区長の机を受付に置くといったこと 政治力がないと攻撃されたこと 公私をどこまでも分明にすること 民主主義とはどろんこの里芋を桶に入れてごりごりやること 演説にしばしば波長の違うこと ハムレットの父親の亡霊のようなもの 議員の数が多過ぎること 自治体議会は国会の十六ミリであってはならないこと 「わが杉並に大ボス小ボス……」という演説のこと 「子供の町」「文化会」のこと 「交際費」の減額が提言されたこと 町の新聞 地域ボスの生態 学校の問題で手を焼くこと 政治的スポーツのこと Ⅲ 区長落第記 親愛なる都職支部諸君へ ユートピアを幻滅すること 区長落第記 〈小伝〉 小松 隆二 〝地方自治・地方行政の鑑〟新居格の生涯と業績ー典型的な自由人・アナキスト 〈エッセイ〉大澤 正道 新居格と「世界の村」のことなど 前書きなど ・(杉並)区には学者、文化人、知識人達が多く在住しているのであるから、わたしはゲーテや、シラーや、ヴィーラントやリストの住んでいたワイマールのような、芸術的香気の高い地区にしてみたいと夢みた。 ・そうした夢の設計が、どの程度にまで実現するか、それともしないか、神様でないわたしには分からない。でも、わたしには夢みるものがあるのでなければ、わたしは区長なんかになっているのはいやだ。 ・天下国家をいうまえに、わたしはまずわたしの住む町を、民主的で文化的な、楽しく住み心地のよい場所につくり上げたい。日本の民主化はまず小地域から、というのがわたしの平生からの主張なのである。(本文より) 〔カバー・表紙デザイン〕成田圭祐(Irregular Rhythm Asylum) 著者プロフィール 新居 格 (ニイ イタル) (著/文) 徳島県板野郡斎田(現鳴門市)生まれ。徳島中学、七高を経て、東京帝大を卒業後、読売、大阪毎日、東京朝日の各新聞社で活躍。退社後、数多くの雑誌に執筆し、作家、評論家としての地位を築く。創作集『月夜の喫煙』をはじめ、著作も相次いで刊行。「左傾」「モボ」「モガ」などの時代の流行を上手く捉えた造語を生み出す。 20年代半ばからはアナキズム陣営の先頭に立って評論活動を行う。また、協同組合運動(生活協同組合で知られる賀川豊彦は従兄弟)にも積極的に関与したほか、バール・バック『大地』を翻訳するなど、幅広い活動を見せた。時代が悪化する中でも、できる限り戦争協力は避け、あえて街や暮らしなどの日常を書くことで、ささやかな抵抗を試みた。敗戦を迎えたのは疎開先の伊豆長岡。 戦後すぐ東京西部協同組合連合会の理事長に就任したほか、日本ペン・クラブの創設では中心的役割を演じる。47年、日本一の文化村を目指して杉並区長に立候補し、当選。しかし、健康がすぐれず、また区議会や行政に失望してわずか1年で辞任。その後も病魔と闘いながら文筆活動を精力的に続けるも、51年に脳溢血のため永眠した。享年63。 関連リンク 世界の杉並区ーわたしの文化設計/新居格 上記内容は本書刊行時のものです。 新刊『新居格 随筆集 散歩者の言葉』も合わせてご覧ください https://shoshi.nekoniengawa.net/items/83128890
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空気の日記 23人の詩人が綴ったコロナ禍のリレー日記365日
¥2,420
著者 新井 高子 (著),鈴木 一平 (著),ジョーダン・A.Y.スミス (著),田中 庸介 (著),田野倉 康一 (著),永方 佑樹 (著),藤倉 めぐみ (著),文月 悠光 (著),松田 朋春 (著),三角 みづ紀 (著),峯澤 典子 (著),石松 佳 (著),宮尾 節子 (著),山田 亮太 (著),四元 康祐 (著),渡辺 玄英 (著),覚 和歌子 (著),柏木 麻里 (著),カニエ・ナハ (著),川口 晴美 (著),河野 聡子 (著),さとう 三千魚 (著),白井 明大 (著) 発行:書肆侃侃房 A5判 464ページ 並製 紹介 23人の詩人が綴ったコロナ禍のリレー日記365日 コロナ禍の1年間、休むことなく書き続けた詩人たちの日記はリアルで、詩的で、いつまでも心に残り続ける。 この時にしか書けなかった貴重な記録です。 【呼びかけメールより】 未曾有の事態なので様々な出来事は記録されていきますが、人々の感情の変化の様子をしっかり留めておくべきではないかと思いました。 そこで、詩人のみなさんと手分けして『空気の日記』をつけていきたいと思いつきました。 その日の出来事とその時の感情を簡潔に記していく輪番制の日記です。 せっかくなので詩のかたちで書けるといいなと思います。空気の叙事詩。 著者プロフィール 松田朋春 (マツダトモハル) (著/文) プランナー。詩人。グッドアイデア株式会社代表取締役。多摩美術大学、東京理科大学非常勤講師。株式会社ワコールアートセンター/スパイラル シニアプランナー。グッドデザイン賞審査委員歴任。ポエトリーコレクティブ「oblaat」代表世話人。著書に『ワークショップー偶然をデザインする技術』(共著、宣伝会議)、『わたしの犬退治』『エアリアル』(ポエムピース)など。 新井高子 (アライタカコ) (著/文) 神奈川県横浜市在住。詩集に『タマシイ・ダンス』(小熊秀雄賞、未知谷)、『ベットと織機』(未知谷)など。編著に『東北おんば訳 石川啄木のうた』(未來社)。企画制作した映画に『東北おんばのうた ――つなみの浜辺で』(監督・鈴木余位、山形国際ドキュメンタリー映画祭2021アジア千波万波部門入選)。評論に『唐十郎のせりふ――二〇〇〇年代戯曲をひらく』(幻戯書房)。アイオワ大学国際創作プログラム2019招待参加。詩誌『ミて』編集人。 石松佳 (イシマツケイ) (著/文) 1984年生。2019年第57回現代詩手帖賞受賞。2021年第71回H氏賞受賞、同年第57回福岡県詩人賞受賞。2022年第46回福岡市文化賞受賞。 覚和歌子 (カクワカコ) (著/文) 作詞家。ポップス、合唱曲、校歌などこれまでに数百編を作詞。2001年映画「千と千尋の神隠し」主題歌の作詞でレコード大賞金賞、第25回日本アカデミー賞協会特別賞(主題歌賞)。詩集「ゼロになるからだ」、自唱CD「ベジタル」など著作多数。脚本、舞台演出、映画監督、絵本創作、翻訳など、活動は多岐。米国ミドルベリー大学で教鞭をとる。都内目黒、山梨県北杜市にて執筆。 柏木麻里 (カシワギマリ) (著/文) 詩人。第三十三回現代詩手帖賞受賞。詩集『蝶』(思潮社、二〇二〇年)の詩により第四回国際微詩賞銀賞受賞。他に詩集『音楽、日の』『蜜の根のひびくかぎりに』(共に思潮社)、美術書『かわいいやきもの』『もっと知りたいやきもの』(共に東京美術)などの著書がある。二〇二〇年まで出光美術館に学芸員として勤務。ストルガ国際詩祭、プリンストン・フェスティバルなど国際芸術祭への招待参加多数。千葉県市川市在住。 カニエ・ナハ (カニエナハ) (著/文) 詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー、2015年エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉、2016年詩集『用意された食卓』(2015)で第21回中原中也賞。近年の詩集に『メノト』(2021)、『九月十月十一月』(2020)、『CT』(2020)等、主な参加展に「謳う建築」(WHAT、2020)、「さいたま国際芸術祭2020」(さいたま市、2020)、「MOTサテライト2017 春 往来往来」(東京都現代美術館、2017)等。詩を軸にさまざまな活動を行っている。 川口晴美 (カワグチハルミ) (著/文) 福井県小浜市出身、東京在住。最新詩集『やがて魔女の森になる』(思潮社)。他に、詩集『半島の地図』(第10回山本健吉文学賞)、『Tiger is here.』(第46回高見順賞)など。いくつかの大学で非常勤講師をつとめているので、二〇二〇年度春いきなり遠隔授業をしなければならなくなって大変だった。大学によって方針もシステムも微妙に違うのがしんどい。「空気の日記」の頃は渋谷区神宮前に住んでいた。二〇二二年一月世田谷区に転居。 河野聡子 (コウノサトコ) (著/文) 詩人、書評家。ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA代表。「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」メンバー。詩集に『時計一族』(思潮社) 『やねとふね』(マイナビ出版)『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』(いぬのせなか座)。 さとう三千魚 (サトウミチオ) (著/文) 秋田県雄勝郡羽後町生まれ。Webサイト「浜風文庫」運営。https://beachwind-lib.net 詩集「はなとゆめ」2014年無明舎出版、「浜辺にて」2017年らんか社、「貨幣について」2018年書肆山田、「山崎方代に捧げる歌」2020年らんか社。 白井明大 (シライアキヒロ) (著/文) 沖縄→山陰。2004年、第1詩集『心を縫う』(詩学社)を上梓。『生きようと生きるほうへ』(思潮社)で丸山豊記念現代詩賞。『日本の七十二候を楽しむ ─旧暦のある暮らし─』(増補新装版、絵・有賀一広、角川書店)が静かな旧暦ブームを呼び、30万部超のベストセラーに。『いまきみがきみであることを』(画・カシワイ、書肆侃侃房)、『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』(草思社)ほか著書多数。近著『着雪する小葉となって』(思潮社)。 鈴木一平 (スズキイッペイ) (著/文) 1991年、宮城県生まれ。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に第一詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。新宿区・高田馬場の自宅にて制作した。 ジョーダン・A・Y・スミス (ジョーダンスミス) (著/文) 主に神楽坂で執筆する詩人、翻訳家、文学・翻訳の研究者(元准教授)。代表作『SYZYGY・朔望』2020年出版。詩歌xテクノロジー集団「コエム」の創始者。BBCラジオの詩作冒険番組に出演とプロデュース(2019年共著詩集『樹海詩集:森の入口』として出版)。共著チャップブック詩集『√IC: Redux』(共著者:カニエ・ナハ、永方佑樹)。「Tokyo Poetry Journal」編集長。翻訳者として吉増剛造、古川日出男、三木悠莉、三角みづ紀、文月悠光などの英訳も行う。UCLA、城西、上智、早稲田などで教鞭を執った経験を持つ。 田中庸介 (タナカヨウスケ) (著/文) 詩人、細胞生物学者。1969年東京生、詩誌「妃」主宰。詩集に『山が見える日に、』『スウィートな群青の夢』『モン・サン・ミシェルに行きたいな』『ぴんくの砂袋』(詩歌文学館賞)。本作は東京・西荻窪から東京・久我山へと、家族とともに転居する前後に書かれた。京都やヴァーチャル空間への出張も多数。細切れの時間をめまぐるしく生きているが、コロナ対応によって多数の社会的役割が一つに統合されていく不思議さを感じた。 田野倉康一 (タノクラコウイチ) (著/文) 1960年東京生まれ。2002年、詩集『流記』にて第13回歴程新鋭賞受賞。単行詩集5冊、現代詩文庫、共著4冊、編書1冊、その他展覧会図録多数。「洗濯船」同人。 永方佑樹 (ナガエユウキ) (著/文) 藤沢市片瀬在住。2019年詩集『不在都市』で歴程新鋭賞、2012年詩と思想新人賞を受賞。執筆活動の他、水等の自然物やテクノロジーを使用し、詩を立体的に立ち上げる立体詩を国内外で展開(仏サン・レミ美術館、SCOOL等)。近年ではサウンドアートプロジェクト「GeoPossession声のトポス」のキュレーション等、環境や社会を詩の眼差しで解体し、詩的思考で操作したテクノロジーで体感可能な形に再構築する、詩表現の新たな形態・方法を提案している。 藤倉めぐみ (フジクラメグミ) (著/文) 俳優、詩人。神奈川県藤沢市出身。大分県耶馬渓町在住。ラジオ等の声を使った表現を中心に活動した後、舞台演劇に活動の場を移しダンス作品にも出演。ソ・ヒョンソク、ハイネ・アヴダル&篠崎由紀子、ユン・ハンソルら海外アーティストのサイトスペシフィック作品に多く出演。2017年に耶馬渓町に移住後、本格的に詩作を行う。「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」にて詩を提供し朗読のパフォーマンスも行う。 文月悠光 (フヅキユミ) (著/文) 詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(ちくま文庫)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。詩集に『わたしたちの猫』(ナナロク社)など。エッセイ集に『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)。「空気の日記」を執筆した場所は東京。当時の恋人のアパート/自宅マンションで書きました。 三角みづ紀 (ミスミミヅキ) (著/文) 北海道札幌市在住。一九八一年鹿児島生まれ。大学在学中に現代詩手帖賞、第一詩集で中原中也賞を受賞。第二詩集で南日本文学賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的に行い、多くの国際詩祭に招聘される。一カ月の間、欧州を旅して執筆した第五詩集『隣人のいない部屋』で萩原朔太郎賞を受賞。代表詩篇は翻訳されアメリカ、メキシコ、フランスをはじめ他国でも紹介されている。二〇二〇年に第八詩集『どこにでもあるケーキ』をナナロク社より刊行。 峯澤典子 (ミネサワノリコ) (著/文) 一九七四年茨城県生まれ。二〇〇八年、月刊誌「ユリイカ」の詩の投稿欄の新人に選ばれる。二〇一四年、第二詩集『ひかりの途上で』でH氏賞受賞。そのほかの詩集に『水版画』(二〇〇八年)、『あのとき冬の子どもたち』(二〇一七年)、『微熱期』(二〇二二年)。翻訳書に『ヌーヌーとフローレンス』『ヌーヌーサーカスへいく』など。『空気の日記』の執筆場所は東京都杉並区。 宮尾節子 (ミヤオセツコ) (著/文) 高知県出身。飯能市在住。2014年、SNSで公開した詩「明日戦争がはじまる」の拡散で各種メディアで話題になる。既刊詩集『かぐや姫の開封』『妖精戦争』『ドストエフスキーの青空』『恋文病』『宮尾節子アンソロジー 明日戦争がはじまる』など。各所で朗読・講演・ワークショップを行う。また国会前や野外ロックフェス、ライブハウス等で音楽家とのコラボによるポエトリーライブも展開中。近刊詩集『女に聞け』が話題に。新刊に切り絵詩集『牛乳岳』がある。第10回現代詩ラ・メール賞を受賞。 山田亮太 (ヤマダリョウタ) (著/文) 東京都在住。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社、小熊秀雄賞)、『誕生祭』(七月堂)。共著に『猫と一緒に外国へ行く』(TOLTA)、『新しい手洗いのために』(素粒社)など。TOLTAメンバー。模範的東京都民なので「空気の日記」期間中は都道府県をまたぐ移動は自粛しほぼ東京にいたが、一度だけ北海道へ行った。12月9日の日記はそのときの記。 四元康祐 (ヨツモトヤスヒロ) (著/文) 一九五九年生まれ。詩集に『フリーソロ日録』、小説に『偽詩人の世にも奇妙な栄光』、翻訳に『月の光がクジラの背中を洗うとき 48か国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』など。最新刊は詩文集『龍に呑まれる、龍を呑む―詩人のヨーロッパ体験』(港の人)。 渡辺玄英 (ワタナベゲンエイ) (著/文) 福岡市中央区在住。サブカルチャーの「弱い、呟きのコトバ」を用いた詩集『海の上のコンビニ』(00年)で注目された。詩集『火曜日になったら戦争に行く』(05)は〈セカイ系詩〉として現代詩の外部でも話題になり、吉本隆明に「「無」の状態から意味論的に脱出しようという意図が感じられる」と評価される。この他『現代詩文庫 渡辺玄英詩集』(16年)や『星の(半減期 』(19年)等。「現代詩手帖」や読売新聞(西部版)の詩時評を担当した。 上記内容は本書刊行時のものです。
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貨幣について
¥2,640
著者 さとう 三千魚 出版社: 書肆山田 サイズ:21cm/101p 昼に 門前仲町の 日高屋で 生中と空豆を食べた 生中が三一〇円 空豆が一七〇円−。「貨幣」という主題に対して生活から挑んだ詩集。2016年10月〜2017年7月にWEBサイト『浜風文庫』に掲載した詩を纏める。【「TRC MARC」の商品解説】
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山崎方代に捧げる歌
¥2,200
著者 さとう 三千魚 出版社: らんか社 サイズ:19cm/73p 「ゴンチチの ロミオとジュリエットを聴く 今夜も 聴く どうなんだろう 恋人のために毒をのめるのか 短剣をさせるのか」 詩集。各詩篇冒頭に山崎方代の短歌も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】 著者等紹介 さとう三千魚[サトウミチオ] 1958年、秋田県雄勝郡羽後町生まれ。Webサイト「浜風文庫」運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【新刊】シリーズ紙礫18血の九月
¥2,200
皓星社編集部コウセイシャヘンシュウブ(編集) 発行:皓星社 4-6 368ページ 並製 紹介 関東大震災は、被災者が朝鮮人を襲った人災として記憶される。 震災後、その教訓から東京市長後藤新平は、大防災都市・東京を建設しようとした。 しかし、虐殺事件は公的調査もなく再発防止の対策は何も取られていない。現在のヘイトスピーチの横行、入管法の改悪などは、失政への不満を再び異質なものや弱者への迫害差別に誘導しようとする悪意が垣間見える。 歴史に恥じない行為は、歴史を直視することから始まる。 シリーズ紙礫第18弾は、関東大震災における朝鮮人・日本の社会主義者たちの虐殺を描いた作品を集めた。震災直後に書かれた数少ない朝鮮人・社会主義者の虐殺を真正面から取り上げた表題作、かわぐちかいじが大杉栄・伊藤野枝虐殺を描いた「謀殺大尉」、中川五郎が虐殺を唄い継ぐ「朝鮮人虐殺三部作」(YoutubeへのQRコード付き)で構成される。 目次 「謀殺大尉 甘粕正彦」かわぐちかいじ 「朝鮮人虐殺三部作」中川五郎 「ゆらぐ大地」江馬修 「血の九月」江馬修 * 解説 皓星社編集部 上記内容は本書刊行時のものです。
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【新刊】シリーズ紙礫17文豪たちの関東大震災
¥2,200
児玉 千尋コダマ チヒロ(編集) 発行:皓星社 4-6 368ページ 並製 紹介 芥川龍之介とその妻の目から見た発生当時の状況。室生犀星、川端康成の目に映じた芥川。京都から被災地・東京へ向かう志賀直哉。泉鏡花の避難模様。竹久夢二、宮武外骨によるルポ。尾崎士郎が書いたモデル小説と、同棲していた宇野千代が見た実態……。関東大震災に関する小説や随筆、短歌、詩、戯曲、体験記などを集めました。俳優・沢田正二郎の体験記「難に克つ」や、在日朝鮮人を主人公にした異色作「皮肉な報酬」(加藤一夫)も収録。 編者による40頁に及ぶ解説、「関東大震災」関連雑誌記事リストに加え、さらに「関東大震災」に関する作品を読みたい人のために、延べ2000タイトルに及ぶ関連作品リスト(「図書」「雑誌」「アンソロジー」の3部構成)へのQRコードを付けました。 目次 芥川龍之介「大震雑記」 芥川龍之介「大震前後」 芥川文「追想 芥川龍之介(抄)」 室生犀星「杏っ子(抄)」 川端康成「大火見物」 川端康成「芥川龍之介氏と吉原」 志賀直哉「震災見舞(日記)」 与謝野晶子「悪夢」十首 与謝野鉄幹「震災」十首など 竹久夢二「東京災難画信(抄)」 谷崎潤一郎「全滅の箱根を奇蹟的に免れて」 宇野千代「生きて行く私(抄)」 尾崎士郎「凶夢(抄)」 泉鏡花「露宿」 岡本一平「かの子と観世音(抄)」 岡本かの子「鎌倉にて遭難」十首 内田百閒「入道雲」 内田百閒「長春香」 井伏鱒二「荻窪風土記(抄)―関東大震災直後・震災避難民―」 宮武外骨「震災画報(抄)」 菊池寛「火の子を浴びつつ神田橋一つ橋間を脱走す」 菊池寛「震災余譚(一幕)」 横光利一「転換期の文学(抄)」 横光利一「汚ない家」 沢田正二郎「難に克つ」 西条八十「エプロンの儘で」 西条八十「大震災の一夜」 加藤一夫「皮肉な報酬」 著者プロフィール 児玉 千尋 (コダマ チヒロ) (編集) 東京都生まれ。成蹊大学文学部日本文学科を卒業後、中央大学大学院文学部史学科西洋史学専攻博士前期課程を修了。現在は大学図書館司書で、東京大学総合図書館、東京国立博物館、国立国会図書館、成蹊大学、共立女子大学等に勤務した。 成蹊大学文学部紀要『成蹊國文』に「関東大震災と文豪 : 成蹊大学図書館の展示から」(2014年)、「紹介・成蹊大学図書館所蔵『丹鶴叢書』」(2016年)を寄稿。 上記内容は本書刊行時のものです。
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ヤマヴィカ手拭 マーメイド
¥1,680
製作:虹霓社 【商品仕様】 ●長さ:90cm×巾:36cm ●素材:綿100%/日本製(生成) ●技法:手捺染 ★2015年6月12日から7月11日まで、ストックフォルム(スウェーデン)で開催された山田勇男氏の個展「The Cosmology OF ISAO YAMADA~calligraphy x painting x film」(邦題:山田勇男 その宇宙の断片~文字 x 絵画 x 映像)の会場で販売されたヤマヴィカグッズのひとつである手拭い。 ★山田勇男氏おなじみのマーメイド柄。「人魚の肩にある黒点を目印に、月や星や花などお好きな刺繍を施すと、あなただけのフェヴァリット・マーメイドになります」(by 山田勇男) 【取り扱い上のご注意】 端は切りっぱなしのため、お使い始めはほつれがありますが、自然に落ちつきます。 染料の特性上、水洗いや摩擦により色落ちする事がございますのでご注意ください。 洗濯は出来るだけ手洗いで行い、漂白剤やドライクリーニングのご使用はお避け下さい。 【商品画像について】 お客様のパソコンのモニターの特性や設定により、商品の色や素材感については若干実物との違いが生じる場合がございます。 ------------------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------------------ <山田勇男プロフィール> 1952年、北海道生まれ。 74年、演劇実験室天井桟敷に入団。寺山修司監督作品映画の美術・衣装デザインを担当。77年、札幌にて漫画家・故湊谷夢吉らと銀河画報社映画倶楽部を結成。稲垣足穂の「一千一秒物語」をモチーフに製作した処女作『スバルの夜』以来、現在まで8mmフィルム作品を中心に100本を越えるアート・フィルムを制作。気配・影などの “ゆらぎ”、そして夢と現実の“はざま”を写し取る、詩的な映像世界を紡いでいる。独自の世界観を持った映像は国内外で評価が高く、フランス(パリ、ブザンソン)、ドイツ(オーバーハウゼン映画祭)、スウェーデン(ストックホルム現代美術館)などで特集上映が組まれ、作品は海外の美術館や大学に収蔵されている。 劇場映画の監督作品は、『アンモナイトのささやきを聞いた』(1992, カンヌ国際映画祭招待)、つげ義春原作『蒸発旅日記』(2003)、『シュトルム・ウント・ドランクッ』(2014)。 一方、漫画家、装丁家としての顔も持ち、「ヤマヴィカ製文字」によって独特な世界観を紡ぎ出す。 山田勇男についての書籍は『夢のフィールド』(1992)『星のフラグメント』(2003)、『ヤマヴィカ宇宙学』(虹霓社/2014)自身の著作には漫画集『戯れ』(2008)、細密ペン画集『人魚』(2013) などがある。 ★略歴 1952年 北海道生まれ 1974年 寺山修司監督『田園に死す』(疑景工作)に参加。映画への目覚め。 1977年 寺山修司監督『ボクサー』美術協力 1979年 寺山修司監督『草迷宮』美術 1982年 寺山修司監督『さらば箱舟』衣装デザイン 1992年 『アンモナイトのささやきを聞いた』【ユーロスペース】◎カンヌ国際映画祭批評家週間招待 2000年 『月球儀少年』【札幌映画祭製作実行委員会】◎オーバーハウゼン国際短編映画祭出品、買い上げ(ドイツ) 2003年 『蒸発旅日記』【ワイズ出版】 2004年 第50回オーバーハウゼン国際短編映画祭で特集プログラムが組まれる 2014年 『シュトルム・ウンド・ドランクッ』【シュトルム・ウント・ドランクッ製作委員会】 ★国外の足跡 1992 (フランス) 『アンモナイトのささやきを聞いた』【ユーロスペース】◎カンヌ国際映画祭批評家週間招待 2000 (ドイツ)『月球儀少年』【札幌映画祭製作実行委員会】◎第46回オーバーハウゼン国際短編映画祭出品買上に 2004 (ドイツ) 第50回オーバーハウゼン短編映画祭で日本人として初めて特集上映が組まれる 2004 (スウェーデン)ストックホルム現代美術館Hommage á Meret Oppenheim:Installation/performance に招聘参加 2006 (ドイツ) 『フラギリテート』第52回オーバーハウゼン短編映画祭入選 2015 (ドイツ) 『記憶』第61回オーバーハウゼン短編映画祭入選・買上 (スウェーデン) ストックホルムにて個展 (フランス)8ミリフィルム50周年 ニース映画祭招聘 2016 (ドイツ)トリア大学にて講演会 (フランス)パリ実験映画工房(L'ETNA)にて特集上映 2017 (ルクセンブルク)国立フィルムセンターにて『シュトルム・ウンド・ドランクッ』上映・トーク 2019 (フランス)ナンシー国際映画祭短篇部門審査委員 2020 (フランス) ナンシーにて個展 詳しくは公式HPをご覧ください:www.yamavicascope.com
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『Weißer Traum/白い夢』寺村摩耶子エッセイ特製カード付
¥1,620
『Weißer Traum/白い夢』寺村摩耶子エッセイ特製カード付 サイズ:A4(本文20P) 仕様:糸ミシン中綴じ(色:シルバー) 用紙:表紙=コットン ミッドナイトブルー291g、本文=コットン スノーホワイト 116.3g 発行:2019年4月3日 初版1刷100部 2019年7月10日 2版 発行:虹霓社 ひさしぶりに本物の闇に出会ったような気がした。 遠い昔に失われてしまった闇の世界が 白い夢に照らしだされて光りだす。 私は骸骨の美女に恋をした。 ・・・・・寺村摩耶子(エッセイスト、絵本研究者) かつての“瑠璃シリーズ”とは、幾らか位相の違うイメージを喚起してくれたからだ。賢治的宇宙、足穂的宇宙から超え出て、埴谷的世界、そしてつげ義春的世界へと、山田勇男の視線が凝集していったからだといいたい気がする ・・・・・久保隆(評論家)http://kubo1123.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-d38b88.html ヤマヴィカ世界の新たなる地平、再始動。 ヨーロッパを拠点に、8ミリフィルムにこだわり続ける稀有な映像作家・山田勇男氏の新たな幻想譚『白い夢』が、ドイツより到着しました。挿絵、書き文字(ヤマヴィカフォント)、映像と既存の枠に収まりきらない多彩な活動を続ける山田勇男氏の新作は漫画。漫画としては、2013年に発表された「午前三時に蝋燭の火が蒼ざめる」以来、6年ぶりの新作となります。 きっかけは、つげ義春さんとご一緒したある席でのこと。 「社会人の仲間入りをした二十歳を過ぎたあたりに、此の世に生きていくのがつらく、函館にあるトラピスト男子修道院に入って、俗世間を離れ、沈黙と祈りの生活に憧れた話しをさせてもらったところ、つげさんも中学生の頃、家に居るのがつらく、いつも通る高い塀のその向うに修道院があり、そこで暮していたかった話をしてくれた」「その時の話のくだりで突然私は、修道院をモチーフに漫画を描きます、と、つげさんの前で勝手に宣言してしまった」 *本書あとがき「生活に夢を持たない人が童話を書けるとタルホが言った。」より 「漫画」と記載しているものの、しっかりした厚紙の表紙と画用紙のような本文から来る印象は「漫画」というよりもまるで「画集」のような仕上がりに。 【山田勇男(やまだ いさお)】 1952年、北海道生まれ。 74年、演劇実験室天井棧敷に入団。寺山修司監督作品映画の美術・衣装デザ インを担当。77年、札幌にて漫画家・故湊谷夢吉らと銀河画報社映画倶楽部を結成。 稲垣足穂の『一千一秒物語』をモチーフに製作した処女作『スバルの夜』以来、現在まで8mmフィルムを中心に100本を超える作品を制作。国内外で特集上映が組まれ、作品は美術館や大学に収蔵されている。 劇場映画の監督作品は、『アンモナイトのささやきを聞いた』(1992、カンヌ国際映画祭招待)、つげ義春原作『蒸発旅日記』(2003)、『シュトルム・ウント・ドランクッ』(2014)。 書籍は『夢のフィールド』(1992/イメージ・ガレリオ)、『星のフラグメント』(2003/ワイズ出版)、『戯れ』(2008/北冬書房)、『人魚』(2013/同前)、『ヤマヴィカ宇宙學』(2014/虹霓社)、『ヤマヴィカ宇宙學 II』(2015/同前) 、最近のDVDに『山田勇男・湊谷夢吉共同演出 銀河画報社映画倶楽部全作品集』 (2018/虹霓社)、三部作 『影の輪郭』『夢の遠足』『光の韻律』(2018/October Light)がある。 公式サイトwww.yamavicascope.com
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ヤマヴィカ宇宙学-山田勇男ロングインタビュー
¥400
『ヤマヴィカ宇宙学-山田勇男ロングインタビュー』 仕様:タテ160×ヨコ138mm、糸綴じ、本文44P 発行:2014年8月16日 限定200部 表紙デザイン:山田勇男 編集・発行人・聞き手:古屋淳二 発行所:虹霓社 2014年夏、東京渋谷のユーロスペース上映及びオーディトリウム渋谷でのアンコール上映後、京都、名古屋、札幌、仙台など各地で公開された映画『シュトルム・ウント・ドランクッ』(監督:山田勇男)の公開を記念して虹霓社が製作したインタビュー冊子。 まとまったインタビューがあまりない山田勇男氏の普段知ることのできない一面が披露されたファン待望の一冊です。つげ義春さんのこと、寺山修司さんのこと、人生のこと、夢のこと、食べ物のことなどなど。ヤマヴィカ宇宙が拡がります。 ★映画『シュトルム・ウント・ドランクッ』★ http://sturm-und-drang13.net/ <山田勇男プロフィール> 1952年、北海道生まれ。 74年、演劇実験室天井桟敷に入団。寺山修司監督作品映画の美術・衣装デザインを担当。77年、札幌にて漫画家・故湊谷夢吉らと銀河画報社映画倶楽部を結成。稲垣足穂の「一千一秒物語」をモチーフに製作した処女作『スバルの夜』以来、現在まで8mmフィルム作品を中心に100本を越えるアート・フィルムを制作。気配・影などの “ゆらぎ”、そして夢と現実の“はざま”を写し取る、詩的な映像世界を紡いでいる。独自の世界観を持った映像は国内外で評価が高く、フランス(パリ、ブザンソン)、ドイツ(オーバーハウゼン映画祭)、スウェーデン(ストックホルム現代美術館)などで特集上映が組まれ、作品は海外の美術館や大学に収蔵されている。 劇場映画の監督作品は、『アンモナイトのささやきを聞いた』(1992, カンヌ国際映画祭招待)、つげ義春原作『蒸発旅日記』(2003)、『シュトルム・ウント・ドランクッ』(2014)。 一方、漫画家、装丁家としての顔も持ち、「ヤマヴィカ製文字」によって独特な世界観を紡ぎ出す。 山田勇男についての書籍は『夢のフィールド』(1992)『星のフラグメント』(2003)、『ヤマヴィカ宇宙学』(虹霓社/2014)自身の著作には漫画集『戯れ』(2008)、細密ペン画集『人魚』(2013) などがある。 ★略歴 1952年 北海道生まれ 1974年 寺山修司監督『田園に死す』(疑景工作)に参加。映画への目覚め。 1977年 寺山修司監督『ボクサー』美術協力 1979年 寺山修司監督『草迷宮』美術 1982年 寺山修司監督『さらば箱舟』衣装デザイン 1992年 『アンモナイトのささやきを聞いた』【ユーロスペース】◎カンヌ国際映画祭批評家週間招待 2000年 『月球儀少年』【札幌映画祭製作実行委員会】◎オーバーハウゼン国際短編映画祭出品、買い上げ(ドイツ) 2003年 『蒸発旅日記』【ワイズ出版】 2004年 第50回オーバーハウゼン国際短編映画祭で特集プログラムが組まれる 2014年 『シュトルム・ウンド・ドランクッ』【シュトルム・ウント・ドランクッ製作委員会】 ★国外の足跡 1992 (フランス) 『アンモナイトのささやきを聞いた』【ユーロスペース】◎カンヌ国際映画祭批評家週間招待 2000 (ドイツ)『月球儀少年』【札幌映画祭製作実行委員会】◎第46回オーバーハウゼン国際短編映画祭出品買上に 2004 (ドイツ) 第50回オーバーハウゼン短編映画祭で日本人として初めて特集上映が組まれる 2004 (スウェーデン)ストックホルム現代美術館Hommage á Meret Oppenheim:Installation/performance に招聘参加 2006 (ドイツ) 『フラギリテート』第52回オーバーハウゼン短編映画祭入選 2015 (ドイツ) 『記憶』第61回オーバーハウゼン短編映画祭入選・買上 2015 (スウェーデン) ストックホルムにて個展