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【新刊】調べる技術――国会図書館秘伝のレファレンス・チップス

¥2,200 税込

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出版社:皓星社
著者:小林昌樹
発売日:2022年12月9日
ページ数:184 ページ
判型:A5判並製
装幀・造本:藤巻亮一
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皓星社『近代出版研究 第3号』特集「近代出版 調べる技術」も併せてどうぞ。
https://shoshi.nekoniengawa.net/items/85239987
『近代出版研究 第2号』特集「雑著・雑本・ミセレイニアス」
https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827569
『近代出版研究 創刊号』
https://shoshi.nekoniengawa.net/items/73827530


国会図書館の調べ物のノウハウを大公開!「在野研究」「独学」にも応用できるハンドブック


「私が私淑する「探しものの魔法使い」が書いた司書の奥義(暗黙知)を公開した本です」(読書猿 『独学大全』著者)



原稿のチェックや論文執筆など、仕事でも趣味でもちょっとした「調べもの」をする際に、キチンと答えを出すにはどうすればよいのか?
国会図書館で15年にわたり、総記・人文科学・「その他」分野でレファレンスサービス(利用者の調べ物相談)に従事した著者が、その実践的な技術を大公開!
これまでほとんど「見える化」されてこなかった考え方や予備知識、さまざまなコツをわかりやすく解説する。



こんな人に向いています
・仕事でちょっとした調べ物をする人。編集者、翻訳家、校正者、記者。
・趣味で好きなことを調べている人。趣味人。在野研究者。
・理系的なことを調べるのではなく人文社会的なことを調べる人。
・専門以外のことも調べようと思い立った専門家、学者。
・日本の風俗/習慣や社会に興味がある人。日本研究者。
・引っ込み思案で質問をしづらい人。
・調べ物をしたいのに図書館に出かけづらい人。
・閲覧系の司書。
・AND検索やOPACなど一通りの調べ方を知ってはいる人。


【目次】
はじめに

第1講 「ググる」ことで、我々がやっていること――世界総索引でアタリをつける
第2講 答えを出す手間ヒマを事前に予測する――日本語ドキュバースの三区分
第3講 現に今、使えるネット情報源の置き場――NDL人文リンク集
第4講 ネット上で確からしい人物情報を拾うワザ――人物調査は三類型で
第5講 見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ
第6講 明治期からの新聞記事を「合理的に」ざっと調べる方法
第7講 その調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには
第8講 索引などの見出し語排列で落とし穴を避ける
第9講 Googleブックスの本当の使い方
第10講 NDL次世代デジタルライブラリーは「使える」――その注意点とともに
第11講 「として法」――目的外利用こそ玄人への道
第12講 答えから引く法
第13講 パスファインダー(調べ方案内)の見つけ方
第14講 レファ協DB の読み方――レファレンス記録を自分に役立つよう読み替える

同じ魔法が使えるようになるために――あとがきに代えて


【著者】
小林昌樹(こばやし・まさき)
1967年東京生まれ。1992年慶應義塾大学文学部卒業。同年国立国会図書館入館。2005年からレファレンス業務に従事。2021年退官し慶應義塾大学でレファレンスサービス論を講じる傍ら、近代出版研究所を設立して同所長。2022年同研究所から年刊研究誌『近代出版研究』を創刊。専門は図書館史、近代出版史、読書史。
編著に『雑誌新聞発行部数事典: 昭和戦前期』(金沢文圃閣、2011)などがある。『公共図書館の冒険』(みすず書房、2018) では第二章「図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか」を担当した。

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