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【新刊】シリーズ紙礫16女中

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出版社:皓星社
編者:阪本博志
発売日:2022/10/31
ページ数:314 ページ
判型:四六判並製
装幀・造本:藤巻亮一
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文学の中の「ねえや」の青春


女中という仕事は、大正後期から昭和戦前期にかけて最盛期を迎え、高度経済成長のすえ、1970年以降姿を消した。
本書は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、すなわち若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた「女中文学」アンソロジー。
本書には、高度経済成長をささえた若い女性たちの、青春の苦悩と喜びが詰まっている。
シリーズの特徴である重厚な解説では、これらの作品から、戦後女性の労働の歴史をひもとく。


【目次】
由起しげ子「女中ッ子」
志賀直哉 「佐々木の場合 亡き夏目先生に捧ぐ」
太宰治「黄金風景」
李泰俊「ねえやさん」
大岡昇平「女中の子」
三島由紀夫「離宮の松」
林房雄「女中の青春」
深沢七郎「女中ボンジョン」
水上勉「ボコイの浜なす」
小島政二郎「焼鳥屋」

  *

解説  阪本博志「小説に描かれた女中像をよみとく-「希交会」「若い根っこの会」の刊行物とともに」


【著者】
阪本博志 (さかもと・ひろし)
帝京大学文学部社会学科教授。専門は社会学・メディア史・出版文化論。
主な著書に『『平凡』の時代―1950年代の大衆娯楽雑誌と若者たち』(昭和堂、2008年、第30回日本出版学会賞奨励賞・第18回橋本峰雄賞)、『大宅壮一の「戦後」』(人文書院、2019年)『江戸川乱歩大事典』(落合教幸・藤井淑禎・渡辺憲司との共編、勉誠出版、2021年)などがある。

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